ホルヘ・キロガ・ラミレス
ボリビア大統領
ホルヘ・フェルナンド・“トゥト”・キロガ・ラミレス(Jorge Fernando "Tuto" Quiroga Ramírez、1960年5月5日 - )は、ボリビアの第76代大統領。体調不良によって大統領職を退いたウゴ・バンセル・スアレスの後を継ぎ、2001年8月7日から2002年8月6日まで大統領職に就いた。
ホルヘ・キロガ・ラミレス Jorge Quiroga Ramírez | |
2001年撮影
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任期 | 2001年8月7日 – 2002年8月6日 |
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副大統領 | なし |
任期 | 1997年8月6日 – 2001年8月7日 |
出生 | 1960年5月5日(64歳) ボリビア、コチャバンバ |
政党 | 民主社会勢力(PODEMOS) |
配偶者 | Virginia "Ginger" Gale Gillum de Quiroga |
キロガはコチャバンバにてスペイン系移民の子孫として生まれた。1981年にアメリカ合衆国のテキサスA&M大学を経営工学の学士号を取得して卒業。テキサス州オースティンのIBMで働きながら聖エドワード大学で経営学の修士号を取得。アメリカ人女性と結婚した後、ボリビアへと帰郷する。[1]
キロガは1997年にボリビアの副大統領に選出される。当時41歳であったキロガは、ボリビアの歴史上最も若い副大統領となった。2001年、大統領であったバンセルの健康問題のため大統領職を引き継いだ。7月1日から大統領として従事、8月7日に宣誓就任し、翌年までバンセルの5年の就任期間を全うした。
キロガは2005年の大統領選挙に、中道右派の民主社会勢力(PODEMOS)党首として出馬した。主な対立候補は左派の社会主義運動(MAS)を率いるエボ・モラレスであった。キロガは28.6%の得票を得たが、53.7%の得票を得たモラレスに敗れた。現在は民主社会勢力の党首として政治活動をする傍ら、世界銀行(WB)や世界通貨基金(IMF)のコンサルタントを兼務している。
脚注
編集- ^ William Finnegan (2002-04-08). "Leasing The Rain". The New Yorker. Retrieved on Feb. 15, 2007