ホルそば
特徴
編集牛のホルモン焼きを具材に加えることは共通だが、使用するホルモンの部位、タレの味付け、麺の種類など、店舗によって個性が豊かである[2]。
ホルモンの部位は、腸系(パイプ、シマ、など)とミックス系(腸系に加えて、ハツ、ミノ、ハチノス、なども入る)とがある[2]。
タレは味噌系が主流ではあるが[1]、鳥取県名産の梨を加えたり、ニンニクを利かせたりと店舗によって異なる[2]。また、付けタレとして客が好みに応じてタレを後から付ける場合と、最初からタレを絡めて焼く「混ぜ系」とがある[2]。
歴史
編集昭和30年代に、鳥取市内の焼肉屋、ホルモン屋で、牛ホルモンと野菜を味噌ダレで炒め、中華麺を入れてみたところ美味だったのが始まりだと言われる[2]。ただし、2009年時点で鳥取県庁食のみやこ推進室では、ホルそばが名物料理であるとの認識はあるが、鳥取県発祥説については事実関係について把握していないとの回答をしている[3]。
出典・脚注
編集- ^ a b 『ことりっぷ 鳥取: 倉吉・米子』昭文社、32-33頁。
- ^ a b c d e f g “鳥取県東部で50年愛されている牛ホルモン入り焼きそば”. 鳥取県. 2017年10月24日閲覧。
- ^ “県民の声 食のみやこ推進室”. 鳥取県 (2009年4月22日). 2017年10月24日閲覧。
- ^ “鳥取空港のレストラン「アゼリア」にB-1グルメ「ホルそば」が登場”. FlyTeam (2012年3月30日). 2017年10月24日閲覧。
- ^ “レストラン アゼリア”. 鳥取空港ビル. 2017年10月24日閲覧。
- ^ “アゼリア”. ホテルニューオータニ鳥取. 2017年10月24日閲覧。