ホセ・カブレラ原子力発電所
ホセ・カブレラ原子力発電所は、スペインのマドリードの東70kmのアルモナシッド・デ・ソリータにある原子力発電所。ソリータ原子力発電所としても知られる[1]。
ホセ・カブレラ原子力発電所 | |
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ソリータ原子力発電所 | |
国 | スペイン |
座標 | 北緯40度20分57秒 西経2度53分4秒 / 北緯40.34917度 西経2.88444度座標: 北緯40度20分57秒 西経2度53分4秒 / 北緯40.34917度 西経2.88444度 |
着工 | 1964年 |
運転開始 | 1969年8月13日 |
運転終了 | 2006年4月30日 |
事業主体 | ウニオン・フェノーサ |
運営者 | ウニオン・エレクトリカ・フェノーサ S.A. |
原子炉 | |
運転終了 | 1 x 150 MW |
発電量 | |
平均発電量 | 392 GWh |
正味年間発電量 | 34,628 GWh |
2007年8月1日現在 |
発電所は1機の加圧水型原子炉からなり、発電力は160MWe、ウニオン・フェノーサが運用していた[2]。2006年に運転が終了している。
スペインではホセ・カブレラ原子力センターで、1969年のドキュメント映画ではこの名前が見られる。
歴史
編集建設は1964年に始まり、1968年に商用運転が始まり、2006年まで稼動した。2006年には閣僚の命令で停止した[2]。
2010年2月11日、ウニオン・フェノーサは発電所の所有権が放射性廃棄物管理公社エンレサ(Enresa)に移された。エンレサは2015年までに発電所を取り壊すことを計画している[2]。
事故
編集スペイン原子力安全委員会は発電所の調査を行い、安全性が不十分で、2003年12月の燃料取替え1ヵ月後の再開運用からスクリューが失われて反応が妨げられているとした[要出典]。
原子炉
編集原子炉[3] | 原子炉形式 | 純発電量 | 総発電量 | 建設開始 | 送電網同期 | 商業運転 | 停止 |
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1号機 (José Cabrera-1) | 加圧水型原子炉 | 141 MW | 150 MW | 1964年6月24日 | 1968年7月14日 | 1969年8月13日 | 2006年4月30日 |
関連項目
編集註
編集- ^ ::FORO Nuclear::
- ^ a b c “José Cabrera moves into decommissioning”. World Nuclear News. (2010年2月11日) 2010年2月14日閲覧。
- ^ Power Reactor Information System der IAEA: „Spain, Kingdom of Power Reactors“ Archived 2012年3月3日, at the Wayback Machine. (englisch)
外部リンク
編集- Plant information summary (in Spanish).
- Plant description (in Spanish) and site photo.
- IMDB entry for the 1969 film.