ホスホパントテノイルシステインデカルボキシラーゼ
ホスホパントテノイルシステインデカルボキシラーゼ(Phosphopantothenoylcysteine decarboxylase、EC 4.1.1.36)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
ホスホパントテノイルシステインデカルボキシラーゼ | |||||||||
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識別子 | |||||||||
EC番号 | 4.1.1.36 | ||||||||
CAS登録番号 | 9024-69-5 | ||||||||
データベース | |||||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||||
PRIAM | profile | ||||||||
PDB構造 | RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum | ||||||||
遺伝子オントロジー | AmiGO / QuickGO | ||||||||
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- N-[(R)-4'-ホスホパントテノイル]-L-システイン パントテイン-4'-リン酸 + CO2
従って、この酵素の基質は、ホスホパントテノイルシステインのみ、生成物は、パントテイン-4'-リン酸と二酸化炭素の2つである。
この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、N-[(R)-4'-ホスホパントテノイル]-L-システイン カルボキシリアーゼ (パントテイン-4'-リン酸形成)(N-[(R)-4'-phosphopantothenoyl]-L-cysteine carboxy-lyase (pantotheine-4'-phosphate-forming))である。他に、4-phosphopantotheoylcysteine decarboxylase、4-phosphopantothenoyl-L-cysteine decarboxylase、PPC-decarboxylase、N-[(R)-4'-phosphopantothenoyl]-L-cysteine carboxy-lyaseとも呼ばれる。この酵素は、パントテン酸及び補酵素Aの生合成に関与している。
構造
編集2007年末時点で、3つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1MVL、1MVN、1QZUである。
出典
編集- Brown GM (1958). “Requirement of cytidine triphosphate for the biosynthesis of phosphopantetheine”. J. Am. Chem. Soc. 80 (12): 3161-3161. doi:10.1021/ja01545a062.
- BROWN GM (1959). “The metabolism of pantothenic acid”. J. Biol. Chem. 234 (2): 370-8. PMID 13630913.