ホウオウゴケ属

シッポゴケ目ホウオウゴケ科に属するコケ植物の分類群

ホウオウゴケ属 (Fissidens) は、シッポゴケ目ホウオウゴケ科に属するコケ植物の分類群。ホウオウゴケ目(Fissidentales)として単独の目を立てることもある。

ホウオウゴケ属
分類
: 植物界 Plantae
: マゴケ植物門 Bryophyta
: マゴケ綱 Bryopsida
: シッポゴケ目 Dicranales
: ホウオウゴケ科 Fissidentaceae
: ホウオウゴケ属 Fissidens
学名
Fissidens Hedw.
和名
ホウオウゴケ属

本文参照

概要

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葉は緑色から暗緑色で[1]、葉は茎に2列に並び、羽状の外見を持つ[2]。また葉の基部に、葉が折りたたまれて重なっている腹翼という構造がある。これはホウオウゴケ属に特有の構造である。朔は側生または頂生、朔の蓋には歯がある[2]

湿った日陰の石上や樹上に生育する[2]

ホウオウゴケ属に属する種は、全世界に約450種[1]から570種[2]あるとされる。

脚注

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  1. ^ a b Moss Flora of China (2001) Vol. 2 p.3
  2. ^ a b c d 飯柴永吉、植松栄次郎、加藤鐵次郎『普通日本蘚類図説』(1912年、成美堂)p.90