ベルンハルト・パンコック
ベルンハルト・パンコック(Bernhard Pankok、1872年5月16日 - 1943年4月5日)はドイツの画家、イラストレーター、インテリア・デザイナーである。ドイツにおける美術工芸運動に貢献し、シュトゥットガルトの美術学校の校長も務めた。
ベルンハルト・パンコック Bernhard Pankok | |
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自画像 | |
生誕 |
1872年5月16日 ドイツ国, ミュンスター |
死没 |
1943年4月5日 ドイツ国, Baierbrunn |
運動・動向 | ユーゲント・シュティール |
略歴
編集ミュンスターで生まれた。1889年から1891年までデュッセルドルフ美術アカデミーで、ハインリヒ・ラウエンシュタインやアドルフ・シル、フーゴー・クローラ、ヨハン・ピーター・テオドール・ヤンセンに学んだ[1]。
1892年にミュンヘンにスタジオを開き、画家、イラストレーターとして働き、ミュンヘンの雑誌、「Pan」や、「Jugend 」のイラストレータとして働いた。1902年までミュンヘンに住み、オットー・エックマン、リヒャルト・リーマーシュミット、ブルーノ・パウルとともにミュンヘン手工芸連合工房(Vereinigte Werkstätten für Kunst im Handwerk, München)の創立メンバーとなり、ドイツの美術工芸運動をの推進者の一人となった[2]。1901年にミュンスターの画家、Ferdinand Florenz Coppenrathの妹と結婚した。
1902年にシュトゥットガルトに移り、シュトゥットガルトの美術学校 (後のStaatliche Akademie der Bildenden Künste Stuttgart)で教えはじめ、美術学校が王立学校に改組された後、1913年から1934年まで校長を務めた。1907年に「ベルリン分離派」のメンバーとなり、「ドイツ工作連盟」の会員にもなり、1914年にケルンで開かれたドイツ工作連盟の最初の展覧会の主要メンバーとなった[3]。多くの美術学校の教授がナチスの党員になったが、パンコックは1937年に引退するまで、党員にならなかった。
作品
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肖像画-Konrad von Lange(美術館長)
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雑誌「Jugend」挿絵 (1896)
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雑誌「Jugend」挿絵 (1897)
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家具のデザイン
脚注
編集- ^ Museum Kunstpalast: Künstler und Künstlerinnen der Düsseldorfer Malerschule (Auswahl, Stand: November 2016, PDF)
- ^ Max Osborn: Meisterbuch der Kunst. Ullstein, Berlin/Wien 1910, S. 445–446
- ^ kuenstlerbund.de: Ordentliche Mitglieder des Deutschen Künstlerbundes seit der Gründung 1903 / Pankok, Bernhard (Memento vom 4. 3月 2016 im Internet Archive) (abgerufen am 4. Dezember 2015)
参考文献
編集- Bernhard Pankok zum Gedächtnis: Rede, gehalten anläßlich der Immatrikulationsfeier der Akademie der bildenden Künste in Stuttgart am 14. Mai 1943 von Hermann Gretsch. o. O. [Stuttgart], o. J. [1943].
- Hans Klaiber: Bernhard Pankok. Ein Lebensbild (mit einer Vorbemerkung von Wolfgang Kermer). Staatliche Akademie der bildenden Künste Stuttgart, Stuttgart 1981 (= Beiträge zur Geschichte der Staatlichen Akademie der Bildenden Künste Stuttgart, 4).
- Wolfgang Kermer (Hrsg.): Zwischen Buch-Kunst und Buch-Design. Buchgestalter der Akademie und ehemaligen Kunstgewerbeschule in Stuttgart. Werkbeispiele und Texte. Cantz, Ostfildern-Ruit 1996, ISBN 3-89322-893-4.
- Andrea Tietze: Pankok, Bernhard Wilhelm Maria. In: Neue Deutsche Biographie (NDB). Band 20, Duncker & Humblot, Berlin 2001, ISBN 3-428-00201-6, S. 32 f.