ベルナール・スール
フランスの彫刻家
ベルナール・スール(Bernard-Gabriel Seurre、1795年7月11日 – 1867年10月3日)はフランスの彫刻家である。パリのエトワール凱旋門の装飾彫刻を行った彫刻家の一人である。弟の彫刻家、シャルル・エミール・スール(Charles Émile Seurre:Seurre jeune,1798-1858)と区別するために「年上のスール(Seurre aîné)」とも呼ばれる。
ベルナール・スール Bernard Seurre | |
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生誕 |
1795年7月11日 フランス、パリ |
死没 |
1867年10月3日 フランス、パリ |
略歴
編集パリで生まれた。彫刻家のピエール・カルトリエ(Pierre Cartellier )のスタジオで学んだ。1818年に彫刻部門でローマ賞を受賞し、1818年から1823年まで在ローマ・フランス・アカデミーに留学した。(弟も1823年にローマ賞を受賞している。)
ルイ・フィリップの7月王政時代の1836年に完成したエトワール凱旋門の装飾彫刻に他の多くの彫刻家とともに加わった。スールは1799年にフランス軍が、オスマン帝国軍に勝利したアブキールの戦いを描いたレリーフを制作した。
その他の作品にはパリ1区の「モリエールの噴水(Fontaine Molière)」のモリエール像やヴェルサイユ宮殿の14世紀のスロイスの海戦のフランス軍の司令官ニコラ・ベユーシェ(Nicolas Béhuchet)の胸像などがある。
作品
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「モリエールの噴水(Fontaine Molière)」のモリエール像
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ニコラ・ベユーシェ(Nicolas Béhuchet)の胸像
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ヴェルサイユ宮殿のジャン・グージョン像
参考文献
編集外部リンク
編集- Pierre Kjellberg, Le Nouveau guide des statues de Paris, La Bibliothèque des Arts, Paris, 1988.
- Emmanuel Schwartz, Les Sculptures de l'École des Beaux-Arts de Paris. Histoire, doctrines, catalogue, École nationale supérieure des Beaux-Arts, Paris, 2003.