ベルゴロド公
ベルゴロド公(ロシア語: Князь Белгородский)はキエフ・ルーシ時代に、城市・ベルゴロドを所領としていた公(クニャージ)の称号である。ベルゴロドはキエフから約25km南西の、イルピニ川に面した位置にあった[1]。現在はウクライナ・キエフ州・キエフ=スヴャトシィンシクィー地区(uk)のビロホロードカ村となっている。
→「ru:Белгород-Киевский」および「en:Belgorod Kievsky」も参照
ベルゴロド公の一覧
編集- ムスチスラフ・ウラジミロヴィチ(在位:1117年 - 1125年)
- スヴャトスラフ・オリゴヴィチ(在位:1141年 - 1146年)
- ボリス・ユーリエヴィチ(在位:1149年 - 1151年)
- ウラジーミル・アンドレエヴィチ(在位:1150年[2])
- ウラジーミル・ムスチスラヴィチ(在位:1151年 - 1154年)
- ムスチスラフ・イジャスラヴィチ(在位:1159年 - 1161年)
- ムスチスラフ・ロスチスラヴィチ(在位:1161年 - 1163年)
- ムスチスラフ・イジャスラヴィチ(在位:1163年 - 1167年):再任
- ムスチスラフ・ロスチスラヴィチ(在位:1167年 - 1171年):再任
- リューリク・ロスチスラヴィチ(在位:1171年 - 1176年)
- ロマン・ロスチスラヴィチ(在位:1176年)
- リューリク・ロスチスラヴィチ(在位:1176年 - ?):再任
- ロスチスラフ・リュリコヴィチ(在位:1189年 - 1203年)
- ムスチスラフ・ロマノヴィチ(在位:1206年 - 1207年)
出典
編集- ^ 國本哲男『ロシア原初年代記』405頁
- ^ Л.Войтович 3.13. ВСЕВОЛОДОВИЧІ // КНЯЗІВСЬКІ ДИНАСТІЇ CXIДНОЇ ЄВРОПИ― Львів - 2000
参考文献
編集- 國本哲男他訳 『ロシア原初年代記』 名古屋大学出版会、1987年。