ベトナムの風に吹かれて
『ベトナムの風に吹かれて』(ベトナムのかぜにふかれて)は、大森一樹監督、松坂慶子主演で2015年10月17日に日本で公開された[2]、初の日本・ベトナム合作映画[3]。
ベトナムの風に吹かれて | |
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監督 | 大森一樹 |
脚本 | 大森一樹、北里宇一郎 |
原作 |
小松みゆき 『越後のBaちゃんベトナムへ行く』[1] |
出演者 |
松坂慶子 草村礼子 |
撮影 | 斎藤幸一 |
編集 | 金子尚樹 |
配給 | アルゴ・ピクチャーズ |
公開 | 2015年10月17日 |
上映時間 | 114分 |
製作国 | 日本、 ベトナム |
言語 | 日本語、ベトナム語 |
ベトナムで働く日本語教師である小松みゆきのエッセイを原作とし、実話にフィクションを盛り込んでストーリーが構成されている[2]。
あらすじ
編集ベトナムで日本語教師として働く佐生みさおは、父の死後、新潟の実家に一人残され、認知症が始まっている82歳の母シズエを引き取ることになり、ハノイへ連れて来る[2][4]。慣れない土地でシズエは、徘徊騒動を引き起こしたりするが、周囲のベトナム人たちに助けられ、みさおは母を連れてきてよかったと思うようになる[4]。ところが、シズエの負傷を契機に、みさおは厳しい介護生活に追い込まれる[2]。...
キャスト
編集脚注
編集- ^ 『越後のBaちゃんベトナムへ行く』2007年刊は、映画公開に合わせて文庫化され、その際に映画と同じく『ベトナムの風に吹かれて』と改題された。:“ベトナムの風に吹かれて (角川文庫 ; こ44-1)”. 国立国会図書館. 2021年8月16日閲覧。
- ^ a b c d ベトナムの風に吹かれて - 映画.com
- ^ “[オール・ザット・シネマ]「ジョン・ウィック」ほか”. 読売新聞・東京夕刊: p. 11. (2015年10月16日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ a b “「ベトナムの風に吹かれて」主演 松坂慶子 海外介護 カラッと明るく”. 読売新聞・大阪夕刊: p. 3. (2015年10月23日). "ベトナムの生徒に日本語を教えるみさお(松坂)は、父の死後、迷いながらも82歳の母・シズエ(草村礼子)を新潟の実家から連れて来る。認知症による徘徊(はいかい)騒ぎなどが起こるが、近所の住人や教え子らに温かく見守られ、みさおは母を招いてよかったと感じるようになる。" - ヨミダス歴史館にて閲覧