ベイビー・トーキング

ベイビー・トーキング
	Baby Geniuses
監督	ボブ・クラーク
原案	スティーヴン・ポール; グレッグ・マイケル; フランシスカ・マトス; ロバート・グラスミア;
製作	スティーヴン・ポール
出演者	キャスリーン・ターナー; クリストファー・ロイド; キム・キャトラル; ピーター・マクニコル; ルビー・ディー;
音楽	ポール・ザザ
撮影	スティーヴン・M・カッツ
編集	スタン・コール
配給	ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
公開	1999年3月12日
上映時間	95 分
製作国	アメリカ合衆国
言語	英語
製作費	$12 million
興行収入	$36.5 million
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『ベイビー・トーキング』（Baby Geniuses）は、ボブ・クラークが監督し、ボブ・クラークとグレッグ・マイケルが脚本を担当した1999年のアメリカ合衆国のファミリーコメディ映画。批評家からほぼ全面的に酷評されたが^[4]、製作費1200万ドルに対して全世界で3650万ドルの興行収入を上げた。

2004年には続編『Superbabies: Baby Geniuses 2（日本未公開）』が製作されたが興行的には失敗し、批評家からの評価はさらに悪く、第25回ゴールデンラズベリー賞で最低作品賞にノミネートされた。

キャスト

役名	俳優	日本語吹き替え
役名	俳優	VHS版	Netflix版
エレナ・キンダー博士	キャスリーン・ターナー	野沢由香里
ヒープ博士	クリストファー・ロイド	水野龍司	水内清光
スライ、ウィット	レオ、ジェリー、マイルズ・フィッツジェラルド（英語版）	南央美
ロビン	キム・キャトラル	日野由利加
ダン	ピーター・マクニコル	田原アルノ
レニー	ドム・デルイーズ	島香裕	谷昌樹
ディッキー	カイル・ハワード	山岸功
マーゴ	ルビー・ディー	水原リン	伊沢磨紀

VHS版

その他声の出演：今野宏美、進藤尚美、出口佳代、小暮英麻、天田益男、中博史、高瀬右光、齋藤龍吾、梅田貴公美

日本語版制作スタッフ演出：三好慶一郎、翻訳：関口暁子、調整：高久孝雄（オムニバス・ジャパン）、制作担当：神部宗之（東北新社）、日本語版制作：東北新社

評価

本作は批評家からも観客からも酷評された。批評集計サイトRotten Tomatoesは、44件のレビューに基づいて、わずか2%の批評家が肯定的なレビューを評したと報告した。最終的な総括は、「平板な演出と、画面に映ることを恥ずかしがっているように見える俳優たちが、『ベイビー・トーキング』を前提から想像されるよりも悪くしている」というものである^[5]。また、14人の批評家に基づいて、 Metacriticで100点満点中7点という標準化スコアを獲得し、レビューは「圧倒的に不評」であったことを示している^[6]。CinemaScoreによる観客の投票では、本作の平均評価はA+からFのスケールで「B−」であった^[7]。

本作は、公開初週末に500万ドル以上の収益を上げ^[8]、1999年のPG指定映画の中で10番目に興行収入の高い映画となった^[9]。

続編

→詳細は「Superbabies: Baby Geniuses 2」を参照

本作は批評家からはあまり好評ではなかったが、家庭用ビデオの商業的成功により、続編『Superbabies: Baby Geniuses 2』が製作され、レオ、ジェリー、マイルズ・フィッツジェラルドやジョン・ヴォイトが出演し、ボブ・クラークが監督に復帰した。しかし、オリジナルより評価がはるかに悪く、興行的にも失敗した^[10]^[11]。

注釈

^ ^a ^b ^c ベイビー・トーキング - Box Office Mojo（英語）
^ “Baby Geniuses”. British Board of Film Classification. February 2, 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。January 20, 2017閲覧。
^ “Detail view of Movies Page”. afi.com. September 27, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。31 July 2015閲覧。
^ Leslie, Dwayne E. (March 1999). “Baby Geniuses - Box Office Review”. Box Office Magazine. オリジナルのFebruary 5, 2010時点におけるアーカイブ。 August 14, 2022閲覧。
^ “Baby Geniuses (1999)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. January 17, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。January 13, 2021閲覧。
^ “Baby Geniuses Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. November 17, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。July 4, 2020閲覧。
^ “Find CinemaScore” (Type "Baby Geniuses" in the search box). CinemaScore. August 9, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。December 28, 2022閲覧。
^ “Baby Geniuses Box Office Totals”. Box Office Mojo. August 21, 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。August 20, 2014閲覧。
^ “Baby Geniuses Yearly Chart”. Box Office Mojo. July 15, 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。August 20, 2014閲覧。
^ Kehr, Dave (August 27, 2004). “'Superbabies: Baby Geniuses 2': With Kung Fu Babies, Who Needs to Call the Marines?”. The New York Times July 5, 2013閲覧。
^ “'Superbabies': Superstupid”. washingtonpost.com. 2017年11月14日閲覧。

外部リンク

ベイビー・トーキング - IMDb（英語）

[mojo-1] ベイビー・トーキング - Box Office Mojo（英語）

[2] “Baby Geniuses”. British Board of Film Classification. February 2, 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。January 20, 2017閲覧。

[AFIBabyGeniuses-3] “Detail view of Movies Page”. afi.com. September 27, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。31 July 2015閲覧。

[4] Leslie, Dwayne E. (March 1999). “Baby Geniuses - Box Office Review”. Box Office Magazine. オリジナルのFebruary 5, 2010時点におけるアーカイブ。 August 14, 2022閲覧。

[5] “Baby Geniuses (1999)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. January 17, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。January 13, 2021閲覧。

[6] “Baby Geniuses Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. November 17, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。July 4, 2020閲覧。

[7] “Find CinemaScore” (Type "Baby Geniuses" in the search box). CinemaScore. August 9, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。December 28, 2022閲覧。

[8] “Baby Geniuses Box Office Totals”. Box Office Mojo. August 21, 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。August 20, 2014閲覧。

[9] “Baby Geniuses Yearly Chart”. Box Office Mojo. July 15, 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。August 20, 2014閲覧。

[10] Kehr, Dave (August 27, 2004). “'Superbabies: Baby Geniuses 2': With Kung Fu Babies, Who Needs to Call the Marines?”. The New York Times July 5, 2013閲覧。

[11] “'Superbabies': Superstupid”. washingtonpost.com. 2017年11月14日閲覧。

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