ヘンリー・ケーター
ヘンリー・ケーター(Henry Kater、1777年4月16日 - 1835年4月26日)は、イギリスの科学者である。
経歴
編集ブリストルに生れた。始め法律を学ぶが、父親の死によって1794年、軍隊に入り、インドに派遣された。健康を害して1804年イギリスに戻り、1814年に退役。同年王立協会のフェローに選出され[1]、科学的実験の仕事を行った。ケーターの振り子の研究で1817年にコプリ・メダルを受賞した。その他に反射望遠鏡のグレゴリー式とカセグレン式の得失の研究、羅針盤の発明、羅針盤用軸受けの材質の研究、長さの標準に関する仕事、月食観測による経度の決定法などを研究した。
賞・叙勲等
編集- コプリ・メダル(1817年)
- ベーカリアン・メダル(1820年)
- 王立天文学会ゴールドメダル(1831年)
関連項目
編集出典
編集- ^ "Kater; Henry (1777 - 1835)". Record (英語). The Royal Society. 2011年12月11日閲覧。