プログレスM-35

ミールへのプログレス補給船

プログレスM-35は1997年にロシア連邦宇宙局宇宙ステーションミールの補給のために打ち上げたプログレス補給船。シリアル番号は235であった。

プログレスM-35
任務種別ミール 補給船
運用者ロシア連邦宇宙局
COSPAR ID1990-020A
特性
宇宙機種別プログレス-M(11F615A55)
製造者NPOエネルギア
打ち上げ時重量7250 kg
任務開始
打ち上げ日1997年7月5日 4時11分54秒 UTC
ロケットソユーズ-U
打上げ場所バイコヌール Site 1/5
任務終了
廃棄種別軌道離脱
減衰日1997年10月7日
軌道特性
参照座標地球周回軌道
体制低軌道
近点高度378 km
遠点高度400 km
傾斜角51.6 度
ミールのドッキング(捕捉)
ドッキング クバント1 Aft
ドッキング(捕捉)日 1997年7月7日 5時59分24秒 UTC
分離日 1997年8月6日 11時46分40秒 UTC
dock時間 30日
ミールのドッキング(捕捉)
ドッキング クバント1 Aft
ドッキング(捕捉)日 1997年8月18日 12時52分46秒 UTC
分離日 1997年10月7日 12時3分47秒 UTC
dock時間 50日

搭載貨物

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プログレスM-34のミールへの衝突事故の後に打ち上げられた補給船であり修理品なども多く積まれていた。輸送された貨物の全重量は2425.3kgであり、燃料、酸素混合物、個人保護用品、交換用ユニット、科学装置、追加の照明装置、宇宙遊泳用の装具、支援コーンドッキング装置導入のためのгермоплатуとスペクトル修理用のアダプタケーブル、乗員のための荷物などが含まれた。また、M-34の衝突事故で減圧下に置かれたスペクトルに取り残されたマイケル・フォールの個人用品の替えとして70kgのアメリカの装置類も積んでいた。

運用

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M-35は1997年7月5日4時11分54秒にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、7月7日5時59分24秒(UTC)に自動操縦でミールのクバント1とドッキングした。8月6日11時46分40秒(UTC)、ミールとのドッキングを一度解除したが、8月18日12時52分46秒(UTC)に遠隔操作にて再度ドッキングを行った。

10月7日12時3分47秒(UTC)、M-35はドッキングを解除し、自動飛行に移った。燃え残りはモスクワ時間の20時23分ごろ南緯41度8分、西経171度5分の太平洋に墜落した。

関連項目

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