プリンストン (ミサイル巡洋艦)
プリンストン(USS Princeton, CG-59)は、アメリカ海軍のミサイル巡洋艦。タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の13番艦。艦名はニュージャージー州プリンストンに因む。その名を持つ艦としては6隻目。AN/SPY-1B レーダー・システムを搭載した初のタイコンデロガ級であった。
プリンストン | |
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基本情報 | |
運用者 | アメリカ海軍 |
艦種 | ミサイル巡洋艦 |
級名 | タイコンデロガ級 |
モットー | Honor and Glory |
母港 | サンディエゴ |
艦歴 | |
発注 | 1983年12月16日 |
起工 | 1986年10月15日 |
進水 | 1987年10月2日 |
就役 | 1989年2月11日 |
現況 | 就役中 |
要目 | |
満載排水量 | 9,460トン |
全長 | 172.46 m |
最大幅 | 16.76 m |
吃水 | 9.5 m |
機関 | COGAG方式 |
主機 | LM2500ガスタービンエンジン×4基 |
推進 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 86,000仏馬力 (63,000 kW) |
速力 | 30ノット (56 km/h) 以上 |
航続距離 | 6,000海里 (11,000 km) (20kt巡航時) |
乗員 | 358名 (士官33名) |
兵装 | |
搭載機 | SH-60B LAMPSヘリコプター×2機 |
FCS | |
C4ISTAR |
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レーダー |
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ソナー |
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電子戦・ 対抗手段 |
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艦歴
編集プリンストンはミシシッピ州パスカグーラのインガルス造船所で1989年2月11日にテッド・ホンツ艦長の指揮下就役した。就役後パナマ運河を通過し、ロングビーチ海軍造船所に配置された。
1991年2月18日に、オペレーション・デザート・ストームに参加中のプリンストンはペルシャ湾において2個の感応機雷に触雷し、船体構造に亀裂が生じ、方向蛇と主軸部分を損傷した。船体後部の大きな損傷にもかかわらず、前方の武器及びイージスシステムは15分以内に稼働状態となった。プリンストンは30時間港に留まり、その後ドバイで5週間にわたる修理を行った。
応急修理が完了すると自力でアメリカに帰国し、本格的な修理を行った。プリンストンと乗組員は戦闘活動記章を受章した。
関連項目
編集外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、プリンストン (ミサイル巡洋艦)に関するカテゴリがあります。
- Official web site
- USS Princeton webpage
- navysite.org: USS Princeton