プリマス・ロコモティブ・ワークス
プリマス・ロコモティブ・ワークス(英: Plymouth Locomotive Works)は、かつてアメリカ合衆国に存在した機関車メーカーの一つである。産業用の小型ディーゼル機関車を中心に製造した。
歴史
編集J.D.フェート(J.D. Fate Company)の社名で設立され、1910年からオハイオ州プリマスに工場を置き、工場所在地名と同じ「プリマス」のブランド名で内燃機関車の製造を開始した。1919年にルートヒース社と合併し、社名をフェートルートヒース(Fate-Root-Heath)としている。
当初はガソリン機関車を製造していたが、1927年からはディーゼル機関車の製造を開始している。
1950年代末に社名をブランド名と同じプリマス・ロコモティブ・ワークスに変更し、1970年代末には社名をプリマス・インダストリーズに変更した。
1997年にオハイオ・ロコモティブ・クレーン社に買収された。プリマスにあった工場は閉鎖され、1999年にオハイオ州ビュサイラスに移転した。現在は機関車の製造を終了している。
創業当初から製造した機関車の数は7,500両を超える。
日本への輸出
編集関連項目
編集外部リンク
編集- プリマスの機関車について(英語)
- 国立科学博物館-産業技術の歴史 プリムス型ガソリン機関車 - 国立科学博物館のページ。長野県岡谷市の釜口水門公園に保存されているプリマス製機関車についての解説
- 国立科学博物館-産業技術の歴史 長田組ガソリン機関車 - 国立科学博物館のページ。山梨県甲府市の長田組土木に保存されているプリマス製機関車についての解説