ブルー・ヴェルヴェット
「ブルー・ヴェルヴェット」(Blue Velvet)は、アメリカの楽曲。1951年にトニー・ベネットが発表して以降、数多くの歌手にカバーされた[2]。ボビー・ヴィントンが1963年に発表したバージョンが3週連続全米1位を獲得した。
「ブルー・ヴェルヴェット」 | |
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ボビー・ヴィントン の シングル | |
リリース | |
規格 | 7インチ・シングル |
ジャンル | ポップス |
時間 | |
レーベル | エピック・レコード |
作詞・作曲 |
リー・モリス(作詞) バーニー・ウェイン(作曲) |
プロデュース | ボブ・モーガン |
チャート最高順位 | |
Billboard Hot 100 第1位 | |
概要
編集作曲家のバーニー・ウェインが、リー・モリスと共作した曲をコロムビア・レコードのプロデューサーであったミッチ・ミラーに売り込み、ミラーの提案でトニー・ベネットへの提供が決まる[3]。
1951年7月、「トニー・ベネット with パーシー・フェイス・オーケストラ」名義で発売し、ビルボード18位を記録した。
1963年9月、ボビー・ヴィントン版がビルボードで1位を獲得した[4]。5月にバート・バカラックが提供した『ブルー・オン・ブルー』が全米3位と大ヒットしたのを受けて8月に発表した「ブルー」が付く曲で統一したカバーアルバム『ブルー・オン・ブルー』のために収録され、シングルカットされた。同曲のヒット後はアルバム名も『ブルー・ヴェルヴェット』に変更された[5]。
その他のバージョン
編集- アーサー・プライソック 1951年8月 デッカ・レコード
- ビル・ファレル 1951年9月 MGMレコード
- クローバーズ 1955年 アトランティック・レコーズ ビルボードHot R&B14位
- トミー・サンズ1958年 キャピトル・レコード
- The Statues 1959年 リバティ・レコード
- ジョニー・ホッジス 1963年 インストルメンタル
- ボビー・ライデル 1963年
- ジョニー・ティロットソン 1964年
- アール・グラント 1964年
- ジョニー・マン・シンガーズ 1964年
- ブレンダ・リー 1964年
- サミー・デイヴィスJr. 1964年
- パット・ブーン 1964年
- レターメン 1966年
- ジェリー・ベール 1970年
- イザベラ・ロッセリーニ 1986年 映画『ブルーベルベット』挿入歌。『ブルーベルベット オリジナル・サウンドトラック』収録
- Thomas Truax 2009年 『Songs From the Films of David Lynch』収録
- トニー・ベネット&k.d.ラング 2011年
- ラナ・デル・レイ 2012年
日本
編集エピソード
編集出典
編集- ^ 45cat - Bobby Vinton - Blue Velvet / Is There A Place (Where I Can Go) - Epic - USA - 5-9614
- ^ Cover versions of Blue Velvet written by Lee Morris, Bernie WayneSecondHandSongs
- ^ 「The Good Life: The Autobiography Of Tony Bennett」 2007年
- ^ BOBBY VINTON | CHART HISTORYbillboard
- ^ Bobby Vinton Blue VelvetAllMusic
- ^ 資料 日本ポピュラー史研究(上巻)編集・発行 黒沢進 1983, p.17
- ^ 資料 日本ポピュラー史研究(上巻)編集・発行 黒沢進 1983, p.52
- ^ 資料 日本ポピュラー史研究(上巻)編集・発行 黒沢進 1983, p.16
- ^ What Music Inspires David Lynch? The Filmmaker Opens Up at BAMvogue 2014年5月1日
参考文献
編集- "Top Pop Albums, 1955-1992", by Joel Whitburn Record Rearsearch, c1993
関連項目
編集先代 エンジェルス 「私のボーイフレンド」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル 1963年9月21日 - 10月5日(3週) |
次代 ジミー・ギルマー&ザ・ファイアボール 「シュガー・シャック」 |
先代 ピーター・ポール&マリー 「風に吹かれて」 |
Billboard Middle-Road Singles 1位 1963年9月7日 - 10月26日(8週) |
次代 ヴィレッジ・ストンパーズ 「ワシントン広場の夜はふけて」 |