オリックス・ホテルマネジメント
オリックス・ホテルマネジメント株式会社(英: ORIX Hotel Management Corporation)は、オリックスグループに属する日本のホテル運営会社である。オリックス不動産の子会社。本項目では同社の前身である「ブルーウェーブ株式会社」(英: BlueWave, Co.Ltd.)及び同社が運営していたホテルチェーン「ブルーウェーブイン」(英: BlueWave Inn)についても説明する。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒105-0013 東京都港区浜松町二丁目3番1号 日本生命浜松町クレアタワー |
設立 | 1997年(平成9年)1月20日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 7010401070972 |
事業内容 | 旅館・ホテル・研修施設等の施設運営 |
代表者 | 似内隆晃(取締役社長) |
資本金 | 1000万円 |
売上高 |
345億7600万円 (2023年3月期)[1] |
営業利益 |
▲20億8100万円 (2023年3月期)[1] |
経常利益 |
▲20億2700万円 (2023年3月期)[1] |
純利益 |
▲17億3700万円 (2023年3月期)[1] |
総資産 |
170億9400万円 (2023年3月期)[1] |
主要株主 | オリックス不動産株式会社 100% |
外部リンク | オリックス・ホテルマネジメント |
特記事項:2020年4月1日付でブルーウェーブ株式会社から社名変更[2] |
概要
編集オリックス不動産が各地で展開する「ORIX HOTELS AND RESORTS」をはじめとするホテル運営会社。かつての社名である「ブルーウェーブ」の名称はオリックス傘下のプロ野球球団であるオリックス・ブルーウェーブ(現・オリックス・バファローズ) にちなむ[注 1]。ロゴマークも当時のブルーウェーブのものを流用していた。オークラ ニッコー ホテルマネジメント(旧・JALホテルズ)と提携の上、「ホテルJALシティ羽田東京」「ホテルJALシティ羽田東京ウエストウイング」を運営している[3]。また、セミナーハウス「クロス・ウェーブ」などの運営も行っている[4]。
2020年4月1日に、当社を存続会社として、オリックス不動産直営及びグループホテル運営会社の一部(クロスホテルズ・ユニバーサルホテルマネージメント・ヴィータホテルマネージメント・東鳳マネジメント・宇奈月ホテル・函館湯の川ホテル・洗心亭)を統合し、社名をオリックス・ホテルマネジメント株式会社(英:ORIX Hotel Management Corporation)と変更[2]。同時に同社はオリックス不動産の傘下となり、今後は当社がORIX HOTELS AND RESORTS及びカテゴリ外施設(これまで当社が運営していたホテルJALシティ羽田 東京/同ウエストウイング・クロスウェーブ・ハンドレッドステイ 東京新宿)の施設運営を行うことになる。
運営する施設
編集ORIX HOTELS AND RESORTS
編集- ☆は統合前から当社が運営していた施設、□は業務支援施設。2022年6月に、新たなるポートフォリオを設け2シリーズ(ブランドシリーズと単館シリーズ)、その中でブランドシリーズはラインを4つ(ラグジュアリー、アップスケール、ミッドスケール、カジュアル)に再分割した[5]。また、ミッドスケールには新ブランド「旅館コレクション」が設けられた。
ブランドシリーズ
編集ラグジュアリー
編集- 箱根・強羅 佳ら久
- 熱海・伊豆山 佳ら久
アップスケール
編集- ☆箱根・芦ノ湖 はなをり
ミッドスケール
編集- クロスホテル札幌
- クロスホテル京都
- クロスホテル大阪
旅館コレクション
編集- 函館・湯の川温泉 ホテル万惣
- 会津・東山温泉 御宿 東鳳
- 黒部・宇奈月温泉 やまのは
カジュアル
編集- クロスライフ博多天神(2022年10月1日開業)
- クロスライフ博多柳橋(2022年10月1日開業)
- クロスライフはクロスホテルのシスターブランドにあたる。
単館シリーズ
編集- □大分・別府温泉 杉乃井ホテル
- ホテル ユニバーサル ポート
- ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ
開業予定施設
編集オークラ ニッコー ホテルマネジメント提携
編集セミナーハウス
編集滞在型ホテル
編集-
黒部・宇奈月温泉 やまのは
-
杉乃井ホテル
-
クロスホテル京都
-
クロスホテル大阪
-
ホテル ユニバーサル ポート
-
ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ
-
ハンドレッドステイ東京新宿
他社業務支援施設
編集- ハイアット セントリック 銀座 東京
- ハイアット セントリック 金沢
- ハイアット ハウス 金沢
- オークラアクトシティホテル浜松
- ハイアット リージェンシー 京都
- ホテル日航姫路
- ヒルトン沖縄北谷リゾート
- ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート
-
ハイアット セントリック 金沢とハイアット ハウス 金沢
-
オークラアクトシティホテル浜松
-
ハイアット リージェンシー 京都
-
ホテル日航姫路
ブルーウェーブ時代に運営していた施設
編集- ブルーウェーブイン広島第一(旧 ホテルジェネラス広島1)
- ブルーウェーブイン広島第二(旧 ホテルジェネラス広島2)(現 チサンホテル広島)
- クロス・ウェーブ東中野(東京都中野区東中野)…2012年3月17日閉館。
- ブルーウェーブイン小倉(福岡県北九州市小倉北区)(旧 ホテルジェネラス小倉)…2014年2月28日から「アパホテル<小倉駅前>」として営業[6]。
- ブルーウェーブイン浅草(東京都台東区浅草)…2014年6月1日からJR西日本グループの「ヴィアイン浅草」として営業[7]。
- ブルーウェーブイン四ツ橋(大阪府大阪市西区)…2014年6月1日から「ヴィアイン心斎橋長堀通」として営業[7]。
- ブルーウェーブイン広島(広島県広島市中区)…2014年6月1日から「ヴィアイン広島銀山町」として営業[7]。
- ブルーウェーブイン札幌(北海道札幌市中央区)…(現 Tマークシティホテル札幌) (旧 ホテルジェネラス札幌 ← チサンホテルすすきの)
- ブルーウェーブイン鹿児島(鹿児島県鹿児島市)…(現 ホテル セントコスモ)(旧 ホテルジェネラス鹿児島)
- ブルーリッジホテル(兵庫県豊岡市、神鍋リゾート開発による運営)…(現 神鍋温泉ブルーリッジホテル)2015年6月からマックアースグループ
- ホテルリゾックス車山高原(長野県茅野市)…2018年3月末閉館[8]。
-
旧ブルーウェーブイン四ツ橋
-
神鍋高原旧ブルーリッジホテル
過去のグループホテル
編集- 信州・蓼科グランドホテル 滝の湯(2019年4月26日でグループ離脱、現在はマイステイズ・ホテル・マネジメント傘下。)
- 熱海・大月ホテル 和風館(2023年7月31日営業終了)
- ホテル ミクラス(2023年10月1日営業終了)
関連項目
編集脚注
編集注釈
編集- ^ なお、球団運営会社は「オリックス野球クラブ株式会社」と称する。
出典
編集- ^ a b c d e オリックス・ホテルマネジメント株式会社 第27期決算公告
- ^ a b 『旅館・ホテル、宿泊研修施設の運営会社8社(18施設)を統合 新社名「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」』(プレスリリース)オリックス不動産、2020年1月29日 。2020年4月25日閲覧。
- ^ オリックス・リアルエステート、ブルーウェーブが JALホテルズとホテル運営で提携
- ^ “ブルーウェーブ株式会社”. 2017年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月21日閲覧。
- ^ ORIX HOTELS & RESORTS、立ち上げから3年を経て、ブランドポートフォリオを拡充し、新たなステージへ - オリックス・ホテルマネジメント 2022年5月23日(2022年6月2日閲覧)
- ^ 「ブルーウェーブイン小倉」の譲渡に関するお知らせ
- ^ a b c 「ブルーウェーブイン浅草」、「ブルーウェーブイン四ツ橋」、「ブルーウェーブイン広島」の譲渡に関するお知らせ
- ^ “「ホテルリゾックス車山高原」閉館のお知らせ”. 2018年6月21日閲覧。
- ^ “村上ファンド 背後にオリックス”. しんぶん赤旗(2006年6月8日作成). 2019年6月14日閲覧。
- ^ https://www.orixhotelsandresorts.com/feature/127734/
外部リンク
編集- オリックス・ホテルマネジメント株式会社
- 公式ウェブサイトArchived 2020年1月31日, at the Wayback Machine.