ブルー&スカイ
日本の劇作家、演出家、放送作家、俳優
ブルー&スカイ(ブルーアンドスカイ、1973年7月9日[1] - )は、日本の劇作家、演出家、放送作家、俳優。元演劇弁当猫ニャー主宰。ダックスープ所属。東京都出身[1]。2012年9月まで「ブルースカイ」名義で活動していた[1]。
来歴
編集東洋大学入学当初、演劇研究会に入っていたもののそれほど思い入れはなかったが、劇団「ナイロン100℃」の舞台を初めてみたときに感銘を受け、本気で演劇に取り組むようになる[2]。
1994年、小村裕次郎、池谷のぶえらとともに東洋大学演劇研究会のメンバーを中心に劇団「猫ニャー」(後の「演劇弁当猫ニャー」)を旗揚げ[3]。2000年7月には主宰になり、2004年の解散まで全作品の作・演出を手掛けた[1]。
2014年に大倉孝二と演劇コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」を立ち上げて活動中[4]。また、2015年には[1]市川訓睦、中村たかしとはコントグループ「フロムニューヨーク」を結成している[5]。これらのユニットでは役者としても活動している[1]。
主な舞台作品
編集- 猫ニャー及び演劇弁当猫ニャーの全作品
その他
編集- ラフカット2001「ゴールデン・ラプソディー」(2001年、脚本)
- シリーウォークプロデュース「ウチハソバヤジャナイ」(2004年、脚色・演出)(作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)
- 空飛ぶ雲の上団五郎一座「キネマ作戦」(2004年)
- Cherry Bombers project02「The Cherry Bombers Strikes Back」(2005年)
- 親族代表「3」(2006年、脚本協力)
- モッカモッカ「薬丸君と薬師丸君」(2006年)
- 親族代表「小」(2006年、脚本協力)
- Oi-SCALE「オムニバス of oioi vol.2」(2007年、脚本協力)
- モッカモッカ「バッタが邪魔で乳首が見えない」(2007年、脚本協力)
- 演劇キックプロデュース「レミゼラブ・ル」(2007年、作・演出)
- 親族代表「(発電所)」(2008年、脚本協力)
- モッカモッカ「I WANT YOU IWANT YOU」(2008年、脚本協力)
- ダックスープ プロデュース「この世界から消える魔球」(2009年、作・演出)
- 高木珠里ひとり芝居「一人オリンピック~千の仮面を持つ女」(2009年、共同脚本・演出:福原充則)
- モッカモッカ「泳ぐから荷物みといて」(2010年、脚本協力)
- ダックスーププロデュース「透明感のある人間」(2010年、作・演出)
- テアトロコントspecial「寸劇の庭」(2024年、作・出演)[6]
他
脚本作品
編集テレビドラマ
編集- 30minutes #6、9(2004年、テレビ東京)
- RUN AWAY GIRL 流れる女(2005年、BSフジ)
- 中学生日記「何かとジュリエット」(NHK教育)
- 24のひとみ(2007~2008年、TBS)
- 栞と紙魚子の怪奇事件簿 第3、6、9話(2008年、日本テレビ)
- 番組たまご 「森山家の大パニック!」(2008年、NHK)
- トンスラ 第7、8話(2008年、日本テレビ)
- やつらは多分宇宙人! 第3、9話(2010年、BSフジ)
- ティーンコート 第2話(2012年、日本テレビ)(共同脚本:山岡潤平)
- びしょ濡れ探偵 水野羽衣(2019年、テレビ東京)(共同脚本:村上大樹、テニスコート、金井純一)
映画
編集- 市民ポリス69 (2011年)
ラジオドラマ
編集- 夕方は別の顔だ(文化放送)
ドラマCD
編集- サクラ大戦「第6期サクラ大戦ドラマCD Vol.1 巴里編」
構成作品
編集バラエティ
編集- サラリーマンNEO(NHK)
- TV Comedy Club King(ファミリー劇場)
- シャキーン!(NHK教育)
ラジオ
編集- METROPOLIS ACADEMY(J-WAVE)
- サントリーシアター ZERO-HOUR(J-WAVE)
- J-WAVE25 シアター☆マツモト(J-WAVE)
出演作品
編集舞台
編集- ナイロン100℃「イギリスメモリアルオーガニゼーション」(1998年)
- 「早春ヤングメン」(2005年、村上大樹作・演出)
- 宇宙レコード「鉄棒ファン」(2009年)
- シグナルズ「Lost Princess」(2010年)
- ナイロン100℃ side SESSION「持ち主、登場」(2012年)
ドラマ
編集- 「未来潮流」(1999年、NHK教育)
脚注
編集- ^ a b c d e f “ブルー&スカイ”. DuckSoup. 2019年11月20日閲覧。
- ^ “抜け出せないままひたすらなんとなくで...劇作家・ブルー&スカイが赤裸々に語る”甘くない演劇人生””. テレ東プラス (2019年7月30日). 2019年11月20日閲覧。
- ^ “私は俳優に向いてない。それでも俳優を続ける理由とは? ――俳優・池谷のぶえさんの原点回帰”. LINK UP TOYO (リンクアップトウヨウ)東洋大学 (2019年2月27日). 2019年11月20日閲覧。
- ^ “大倉孝二とブルー&スカイによる、ジョンソン&ジャクソン コント・映像・演奏のほか、飲食自由、持ち込みもOKな『梅まつり』を開催”. SPICE. (2019年11月1日) 2019年11月20日閲覧。
- ^ “ゆるゆる続く会話が病みつきに、フロム・ニューヨーク新作”. ステージナタリー. (2016年3月12日) 2019年11月20日閲覧。
- ^ “「寸劇の庭」に近現代不条理集合3人・テニスコート・劇団アンパサンド、「寸劇の館」上映会も開催”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月1日). 2024年11月2日閲覧。
外部リンク
編集- ダックスープによるプロフィール
- ブルー&スカイ (@bluesskkyy) - X(旧Twitter)
- ジョンソン&ジャクソン (@jjcombination) - X(旧Twitter)
- フロム・ニューヨーク Web Site
- フロム・ニューヨーク (@fromtennewyork) - X(旧Twitter)