ブリック・アンド・モルタル
ブリック・アンド・モルタル(Brick and mortar、略称:B&M)とは、店舗販売を行う会社のことである[1]。ただし、店舗のある建物が実際にブリック(煉瓦)とモルタルでできているとは限らない。
電子商取引の専門用語としての「ブリック・アンド・モルタル・ビジネス」とは、物理的なプレゼンス(例えば煉瓦とモルタルでできた建物)を持ち、そこで対面販売を行うビジネスのことを意味する。この用語はインターネット・オンリー・プレゼンスとの比較(例えばブリック・アンド・モルタル型ビデオレンタル店のブロックバスター・ビデオと新しいオンラインDVDレンタルサービスを提供するネットフリックスの競合)の中でよく使われてきた。インターネットと実際の店舗や流通機構を組み合わせた販売形態を、ブリック・アンド・モルタルに引っ掛けて「クリック・アンド・モルタル」(Click and mortar)と呼ぶことがある[2]。
イギリスでの類似の用語に「ハイ・ストリート・ショップス」(High Street shops)があるが、「ブリック・アンド・モルタル・ビジネス」のフレーズも使われている。