ブジェツラフ
ブジェツラフ(チェコ語: Břeclav [ˈbr̝ɛtslaf])はチェコの都市。オーストリア、スロヴァキア国境に近い。世界遺産として登録されている「レドニツェとヴァルチツェの文化的景観」地域へバスで30分程度。かつてはオーストリア領で、ルンデンブルク(Lundenburg)と称された。人口は約2万5千人(2005年)。
ブジェツラフ | |||||
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位置 | |||||
位置 | |||||
座標 : 北緯48度45分34秒 東経16度52分52秒 / 北緯48.75944度 東経16.88111度 | |||||
行政 | |||||
国 | チェコ | ||||
州 | 南モラヴィア州 | ||||
郡 | ブジェツラフ郡 | ||||
ブジェツラフ | |||||
市長 | ディモ・ピシュクラ | ||||
地理 | |||||
面積 | |||||
域 | 77.11 km2 | ||||
標高 | 158 m | ||||
人口 | |||||
人口 | (2010年現在) | ||||
域 | 25,590人 | ||||
その他 | |||||
等時帯 | CET (UTC+1) | ||||
夏時間 | CEST (UTC+2) | ||||
公式ウェブサイト : http://www.breclav.org/ |
概要
編集ディイェ川沿いに位置する。鉄道交通における要所であり、チェコのブルノ(50キロ北西)、オーストリアのウィーン(70キロ南西)、スロヴァキアのブラチスラヴァ(70キロ南)などへと至るインターシティ(IC)が頻繁に運行している。
11世紀半ば、ブジェチスラフ1世(Břetislav I.)によって街の基礎が築かれた。街の名称も彼の名にちなんでいる。1839年、ウィーンからブジェツラフを経てブルノへと至る鉄道路線が開通した。
ユダヤの歴史とも関係の深い街で、15世紀初頭よりユダヤ人が居住していた記録が残されている。三十年戦争、第二次世界大戦の戦禍でシナゴーグが破壊されたが、1999年までに再建され、南モラヴィア地方におけるユダヤ人の歴史などが展示されている。