ブイグ
フランスの建設会社
ブイグ(仏: Bouygues S.A.)は、フランスの大手建設会社。建設業を中心にメディア・通信事業にも進出している。ユーロネクスト・パリに上場しており、CAC 40構成銘柄の一つ。
種類 | 公開会社 |
---|---|
市場情報 | Euronext: EN |
本社所在地 |
フランス パリ |
設立 | 1952年 |
業種 | 建設 |
事業内容 | 公共施設建設工事、エネルギー、サービス、不動産、道路、テレコム、メディア |
代表者 | Martin Bouygues (CEO) |
売上高 | 355億ユーロ(2018年) |
営業利益 | 15億1100万ユーロ(2018年) |
純利益 | 13億1100万ユーロ(2018年) |
従業員数 | 11万5530人(2017年) |
主要株主 |
SCDM (マーティン、オリビエブイグ) 21.7% 従業員株 (20.2%) |
主要子会社 |
ブイグ建設 ブイグ不動産 ブイグテレコム TF1 |
外部リンク | 公式サイト(英語) |
沿革
編集1952年にフランシス・ブイグにより創業。当初は主にパリ周辺におけるビル建設を手がけ、1986年には道路建設を手がけるColasグループ(Colas、Screg、Sacer)を事実上傘下に収める。1987年には民営化されたフランスのテレビ局・TF1の経営権を取得したほか、1994年には携帯電話事業者としてブイグテレコムを設立するなど、メディア・通信事業にも進出している。
1996年にはフランス初の多チャンネル衛星放送事業者としてTPS(Télévision Par Satellite)を設立したが、同社は2006年にCanal+に売却されている。
2000年代に入りグループ各社への出資比率を高める動きを見せており、2000年には株式交換によりColasへの出資比率を96.7%にまで引き上げたほか、2007年9月にはブイグテレコムへの出資比率を89.5%としている。
2006年、鉄道車両メーカーのアルストム社の株式21%を買収、2011年には30.7%まで引き上げたが、2019年に一部の株式を売却し保有率は14.7%となった[1]。
グループの主要事業 (2011年)
編集主要株主 (2019年6月30日現在)
編集- SCDM (マーティン、オリビエブイグ) : 21.7% (経営権: 29,1%)
- 従業員株 : 20.2% (経営権: 26,7%)
- フランス国内 : 24.1% (経営権: 18,8%)
- 外国人への公開株 : 34.0% (経営権: 25,4%)
脚注
編集出典
編集- ^ “重電アルストム、複合企業ブイグが株式売却”. NNA Europe (2019年9月16日). 2019年9月22日閲覧。