フロンティア・レコード

フロンティア・レコード(Frontier Records)は、1980年にボム!レコード (Bomp! Records)の元従業員で、ザ・ランナウェイズのファースト・アルバムのライナーノーツを書いたリサ・ファンチャー[1]により、ロサンゼルスのサン・ヴァレーで始まったインディペンデント・レコード・レーベル。

フロンティア・レコード
設立1980年 (1980)
設立者リサ・ファンチャー
ジャンル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
本社所在地カリフォルニア州ロサンゼルス
公式サイトwww.frontierrecords.com

略歴

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フロンティア・レコードは、サークル・ジャークスのアルバム『グループ・セックス』のリリースで最初の成功を収めた。レーベルはスイサイダル・テンデンシーズ、アメリカン・ミュージック・クラブ、ヒートマイザー、レッド・クロス、シン・ホワイト・ロープ、T.S.O.L.、クリスチャン・デス、ヤング・フレッシュ・フェローズなどのバンドのレコードをリリースした。

2010年11月7日、フロンティア・レコードはロサンゼルスのエコプレックス (Echoplex)にて、30周年記念パーティーを主催し、影響力のあるパンク・バンド、ミドル・クラスの再結成をフィーチャーした。アドルセンツ、リック・アグニュー、T.S.O.L.、アヴェンジャーズ、フライボーイズも出演した。

ディスコグラフィ

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No. アーティスト タイトル リリース日 備考
1001 フライボーイズ Flyboys 1980年3月
1002 サークル・ジャークス 『グループ・セックス』 - Group Sex 1980年10月
1003 アドルセンツ 『アドルセンツ』 - Adolescents 1981年5月 通称『The Blue Album』
1004 T.S.O.L. 『ダンス・ウィズ・ミー』 - Dance with Me 1981年6月
1005 チャイナ・ホワイト Danger Zone (EP) 1981年8月?
1006 クワイア・インヴィジブル Choir Invisible 1981年11月
1007 クリスチャン・デス 『オンリー・シアター・オブ・ペイン』 - Only Theatre of Pain 1982年3月
1008 サルヴェイション・アーミー The Salvation Army 1982年5月 後に「Frontier 1049」のBefour Three O'Clockとして再発
1009 リック・アグニュー All by Myself 1982年10月
1010 スリー・オクロック 『バロック・ホウダウン』 - Baroque Hoedown (EP) 1982年10月
1011 スイサイダル・テンデンシーズ 『スイサイダル・テンデンシーズ』 - Suicidal Tendencies 1983年7月
1012 スリー・オクロック 『シックスティーン・タンバリンズ』 - Sixteen Tambourines 1983年10月
1013 ロング・ライダーズ 『ネイティブ・サンズ』 - Native Sons 1984年10月
1014 ポンティアック・ブラザーズ Doll Hut 1985年10月 後に「Frontier 1047」の一部として再発
1015 シン・ホワイト・ロープ Exploring the Axis 1985年10月
1016 ネイキッド・プレイ Under the Blue Marlin 1986年3月
1017 E*I*E*I*O Land of Opportunity 1986年5月
1018 レッド・クロス Born Innocent 1986年8月
1019 ポンティアック・ブラザーズ Fiesta en la Biblioteca 1986年9月 後に「Frontier 1047」の一部として再発
1020 シン・ホワイト・ロープ Moonhead 1987年1月
1021 ヤング・フレッシュ・フェローズ The Men Who Loved Music 1987年
1022 フライング・カラー Flying Color 1987年
1023 アメリカン・ミュージック・クラブ 『エンジン』 - Engine 1987年
1024 ネイキッド・プレイ 40 Miles from Nowhere 1987年
1025 EIEIO That Love Thing 1988年
1026 ポンティアック・ブラザーズ Johnson 1988年
1027 シン・ホワイト・ロープ In the Spanish Cave 1988年
1028 ヤング・フレッシュ・フェローズ Totally Lost 1988年
1029 サークル・ジャークス Wild in the Streets 1988年
1030 マレット・ヘッド Mallet-Head 1988年
1031 アメリカン・ミュージック・クラブ California 1988年10月
1032 ダーマ・バムズ Haywire 再発。オリジナルはポップラマから発売
1033 ダムド 地獄に堕ちた野郎ども』 - Damned Damned Damned 1989年 1977年のデビュー・アルバムの再発。オリジナルはスティッフ・レコードから発売
1034 ヤング・フレッシュ・フェローズ This One's for the Ladies
1035 シン・ホワイト・ロープ Squatter's Rights
1039 Various Artists Dangerhouse, Volume 1 「Dangerhouse label」のオリジナル曲をコンピレーション
1040 ウェアドス Weird World Volume 1
1041 ヤング・フレッシュ・フェローズ Electric Bird Digest
1042 シン・ホワイト・ロープ The Ruby Sea
1047 ポンティアック・ブラザーズ Doll House/Fiesta en la Biblioteca 「Frontier 1014 & 1019」のコンピレーション
1048 シン・ホワイト・ロープ Sack Full of Silver 再発。RCAレコード原盤
1049 サルヴェイション・アーミー Befour Three O'Clock - Happen Happened 「Frontier 1008」の再発。ボーナストラック9曲追加
1050 Various Artists Dangerhouse, Volume 2: Give Me a Little Pain 「Dangerhouse label」のオリジナル曲をコンピレーション
1051 フロップ Flop & the Fall of the Mopsqueezer
1052 シン・ホワイト・ロープ The One That Got Away バンドのファイナル・コンサートをライブ収録
1053 ヤング・フレッシュ・フェローズ It's Low Beat Time
1054 ポンティアック・ブラザーズ Fuzzy Little Piece of the World 1992年
1055 ジェイコブズ・マウス No Fish Shop Parking
1056 シン・ホワイト・ロープ The Axis Calls (DVD-R) コンサートDVD
1057 ヒートマイザー Dead Air
1058 ジェイコブズ・マウス 『アイム・スケアード』 - I'm Scared
1059 フロップ Whenever You're Ready ソニーからリリースされた作品の再発。ピクチャー・ディスクのみ
1060 ジ・アフェクテッド A Fate Worse Than a Fate Worse Than Death コンピレーション
1061 ブラックアイド・スーザンズ All Souls Alive 1994年
1062 ヒートマイザー Yellow No. 5 (EP)
1063 ヒートマイザー Cop and Speeder
1064 シン・ホワイト・ロープ Spoor アウトテイク、デモ曲、B面曲、レア曲のコンピレーション
1065 サクリリシャス When You Wish Upon a Dead Star
1066 シェイム・アイドルズ I Got Time
1067 フロップ World of Today
1068 ミーニーズ 『10%ウイアード』 - 10% Weird 1995年
1069 ダムド ミュージック・フォー・プレジャー』 - Music for Pleasure 1977年のセカンド・アルバムの再発。オリジナルはスティッフ・レコードから発売
1071 シェイム・アイドルズ Rocket Cat マーク・ウェブの初監督ビデオとなった「My Star」収録
1073 ダムド 『ノット・ザ・キャプテンズ・バースデイ・パーティー』 - Not the Captain's Birthday Party? 1997年4月 ライブ・アルバムの再発。オリジナルはデモン・レコードから発売
1074 マミードッグズ Mummydogs
1075 ウェアドス Weird World Volume 2
1076 アドルセンツ Complete Demos 1980-1986

関連項目

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脚注

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  1. ^ About Frontier Records”. 2009年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年1月21日閲覧。

外部リンク

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