フレドリック・スタインカンプ
アメリカ合衆国の編集技師(1928年-2002年)
フレドリック・スタインカンプ(Fredric Steinkamp、1928年8月22日 - 2002年2月20日)は、アメリカ合衆国の編集技師である。
フレドリック・スタインカンプ Fredric Steinkamp | |||||||||
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本名 | Fredric W. Steinkamp | ||||||||
生年月日 | 1928年8月22日 | ||||||||
没年月日 | 2002年2月20日(73歳没) | ||||||||
死没地 | アメリカ合衆国・カリフォルニア州サンタモニカ | ||||||||
職業 | 編集技師 | ||||||||
活動期間 | 1960年 - 1995年 | ||||||||
著名な家族 | ウィリアム・スタインカンプ(息子) | ||||||||
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人物
編集シドニー・ポラックとのコラボレーションで知られ、『ひとりぼっちの青春』(1969年)から『サブリナ』(1995年)までの作品にクレジットされている。
来歴
編集MGMスタジオの音響部門でキャリアが始まり、後にアドリアン・フェイザン、ラルフ・E・ウィンタース、ジョン・ダニング、ハロルド・F・クレスらの編集アシスタントとなる。クレスの推薦により『The Adventures of Huckleberry Finn』(1960年、マイケル・カーティス監督)の編集技師に抜擢され、初めてクレジットされた[1]。1980年からは息子のウィリアム・スタインカンプと共に編集の仕事を務める。1999年からはウィリアムのみがシドニー・ポラック作品の主要編集となり、ポラックが2005年に亡くなるまで続いた。
ジョン・フランケンハイマー監督の『グラン・プリ』(1966年)により、アカデミー編集賞を受賞した。他に、ポラック監督の『ひとりぼっちの青春』(1969年)、『コンドル』(1975年)、『トッツィー』(1982年)、『愛と哀しみの果て』(1985年)でも同賞にノミネートされた。
2001年にアメリカ映画編集者協会の生涯功労賞を受賞した。
参考文献
編集- ^ McNary, Dave (February 6, 2001). “Frazen, Steinkamp ACE'd, Pollack to be presenter”. Variety 2009年9月13日閲覧。