フレスタ (JR九州)
フレスタ(FRIESTA)は、かつて存在した九州旅客鉄道(JR九州)系列の駅ビル型複合商業施設である。 2014年10月14日に、フレスタSASEBOを除く11施設がえきマチ1丁目に名称変更[1][2]。同年11月1日にはフレスタSASEBOもえきマチ1丁目佐世保になり[3]、フレスタという名称は消滅した。
同系列の複合商業施設には「アミュプラザ」などがあるが、フレスタはアミュプラザよりも小規模なものが多かった。JR九州の子会社であるJR九州ビルマネジメント株式会社が経営していた。
主な施設
編集所在地別とする。
- フレスタ福工大前(福岡県福岡市東区)[要出典] - フレスタ筑前新宮として、2003年5月28日にショッピング・サービスゾーンが開業[4]。同8月9日、全面開業[5]。
- フレスタ香椎(福岡県福岡市東区) - 1996年3月16日開業[6]
- フレスタ千早(福岡県福岡市東区) - 2006年9月15日全面開業[5]。
- フレスタよしづか(福岡県福岡市博多区) - 2005年2月21日開業[5]。
- フレスタ南福岡(福岡県福岡市博多区) - 1999年7月30日開業[7]。
- フレスタ門司(福岡県北九州市門司区) - 2004年3月30日 I期、2005年9月2日 II期開業[5]。
- フレスタゆくはし(福岡県行橋市) - 2003年10月10日開業[5][8]。
- フレスタくるめ(福岡県久留米市) - 2011年3月11日開業[9]。
- フレスタ大分(大分県大分市) - 1995年11月30日開業[6]。駅高架化及び駅周辺の再開発に伴ない2012年3月に閉鎖。改築された駅ビル等に2015年4月16日にアミュプラザおおいたが全面開業。
- フレスタSASEBO(長崎県佐世保市) - 2002年11月1日開業。2006年3月1日、フレスタSASEBO Jr.開業[5]。
- フレスタ熊本(熊本県熊本市西区) - 1991年4月6日開業[10]。2011年3月12日、西館開業[9]。白川口と新幹線口に別々に存在する。
- フレスタ水前寺(熊本県熊本市中央区) - 2003年3月6日開業[5]。
- 宮崎フレスタ(宮崎県宮崎市) - 1993年10月1日開業[6][11]。
- フレスタかごしま(鹿児島県鹿児島市) - 1996年6月19日開業[6]。2010年2月18日、リニューアルオープン[9]。ここは珍しくアミュプラザ鹿児島と共存。フレスタのほうがいわゆる“エキナカ”である。
脚注
編集- ^ このほかに、同日に佐賀デイトス、ミュー戸畑、ミュー唐津もえきマチ1丁目に名称変更。また、これに先立つ2014年7月14日には、姪浜デイトスを改装したえきマチ1丁目 姪浜が開業している。
- ^ いよいよ「えきマチ1丁目」に名称が変わります! JR九州ビルマネジメント株式会社、2014年10月6日
- ^ えきマチ1丁目 佐世保
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '04年版』ジェー・アール・アール、2004年7月1日、191頁。ISBN 4-88283-125-2。
- ^ a b c d e f g JR九州年譜(1987-2012) 4 JR九州 2014-2015 会社案内
- ^ a b c d JR九州年譜(1987-2012) 2 JR九州 2014-2015 会社案内
- ^ JR九州年譜(1987-2012) 3 JR九州 2014-2015 会社案内
- ^ 「「フレスタゆくはし」きょう開業 JR九州の商業施設」『西日本新聞』西日本新聞社、2003年10月10日、朝刊、30面。
- ^ a b c JR九州年譜(1987-2012) 6 JR九州 2014-2015 会社案内
- ^ JR九州年譜(1987-2012) 1 JR九州 2014-2015 会社案内
- ^ “宮崎駅SCオープン”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1993年10月5日)