フラ・ミン (准将)

ミャンマーの政治家、外交官

ウ・フラ・ミン[1]ビルマ語: ဦးလှမြင့် U Hla Myint)は、ミャンマー軍人政治家外交官。元ヤンゴン市長ビルマ語版英語版、元在ブラジルアルゼンチン大使、元駐日ミャンマー大使

経歴

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1967年から1971年にかけて、ミャンマー国軍士官学校(DSA)で修学。2002年准将として退役[2]

退役後は外交畑に転じて、2002年から2005年にかけて在ブラジル兼アルゼンチン大使を、2005年から2010年にかけて駐日大使を務めた[2]。フラ・ミン准将が駐日大使在任中の2007年9月27日、ヤンゴン反政府デモを取材中だった日本人ジャーナリスト長井健司国軍の兵士から銃撃を受けて殺害されたが、同日深夜に木村仁外務副大臣がフラ・ミン大使を霞が関外務省に呼び付け、両者の間で日本人ジャーナリスト銃撃事件について応答があった[3]

2011年4月、ミャンマーの旧首都で最大都市のヤンゴン市長を拝命[4]。爾後、2016年4月にマウン・マウン・ソービルマ語版英語版が後任に任命されるまで市長を務め上げた[5]

出典・脚注

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  1. ^ 項目名は日本国外務省による表記(Google 検索の結果)。他に、ウ・ラ・ミンラー・ミィンラ・ミィンとも。また、「ウ」(ビルマ語: ဦး U)は年配の男性に付ける敬称なので、ミャンマー国外では省略されることも多い。
  2. ^ a b Retired ambassador Hla Myint likely to replace Rangoon Mayor | Mizzima News (英語)
  3. ^ 【佐藤優の眼光紙背】第1回: ミャンマー情勢に見られる外務省の不作為
  4. ^ Republic of the Union of Myanmar President Office (Order No. 27/2011) 3rd Waxing of Tagu, 1372 ME, 6 April, 2011 | New Light of Myanmar (英語)
  5. ^ Appointment of Mayors (Order No. 22/2016) | Myanmar President Office (英語)
公職
先代
アウン・テイン・リンビルマ語版英語版
ヤンゴン市長ビルマ語版英語版
2012年 - 2016年
次代
マウン・マウン・ソービルマ語版英語版
先代
ソウ・フラ・ミン
  駐日ミャンマー大使  
2005年 - 2010年
次代
キン・マウン・ティン
先代
????
  在ブラジルミャンマー大使  
2002年 - 2005年
次代
フテイン・ウィン
先代
????
  在アルゼンチンミャンマー大使  
2002年 - 2005年
次代
フテイン・ウィン