フランソワ・ボンヌ
フランス人宣教師、カトリック東京大司教
フランソワ・ボンヌ(仏: François Bonne、1855年5月25日 - 1912年1月11日)は、キリスト教・カトリックのフランス人宣教師である。パリ外国宣教会所属で、1879年(明治12年)に訪日し、1910年(明治43年)9月にカトリック東京大司教区の大司教(教区長)に就任した。
フランソワ・ボンヌ François Bonne | |
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カトリック東京大司教 | |
教会 | カトリック教会 |
大司教区 | 東京 |
着座 | 1910年9月15日 |
離任 | 1912年1月11日 |
前任 | ピエール・ザヴィエ・ミュガビュール |
後任 | ジャン・ピエール・レイ |
聖職 | |
司祭叙階 | 1879年9月20日 |
司教叙階 | 1911年5月1日 |
個人情報 | |
出生 |
1855年5月25日 フランス帝国 サヴォワ県 シャンベリ |
死去 |
1912年1月11日 (56歳没) 日本 東京府 |
生涯
編集1855年(安政2年)5月25日、フランスサヴォワ県シャンベリ教区で生まれる。パリ外国宣教会に入り、1879年(明治12年)9月20日、司祭に叙階され、同年、宣教師として日本に派遣された。当初、天草に赴任し、1882年(明治15年)に長崎神学校の校長に就任し、自ら神学・哲学を講義した。1910年(明治43年)9月15日に東京大司教区教区長に任命され、1911年(明治44年)5月1日に長崎にて司教に叙階され、同年5月11日に築地教会にて着座式が挙行されたが、翌1912年(明治45年)1月11日に東京において死去した。
関連項目
編集参考文献
編集- 来日西洋人事典〔増補改訂普及版〕日外アソシエーツ 武内博 著(1995年)
- 一粒の麦 東京教区創立100周年記念誌(1991年)
外部リンク
編集先代 ピエール・ザヴィエ・ミュガビュール |
カトリック東京大司教区 教区長 1910年‐1912年 |
次代 ジャン・ピエール・レイ |