フランシス・スコット (第2代バクルー伯爵)
第2代バクルー伯フランシス・スコット(英: Francis Scott, 2nd Earl of Buccleuch、1626年12月21日 - 1651年11月22日)は、スコットランドの貴族。
初代バクルー伯ウォルター・スコットと、第9代エロル伯爵フランシス・ヘイの娘メアリーの間に生まれた[1][2][3][4]。1636年から1642年までセント・アンドルーズ大学で学ぶ[1][2]。
1646年、第6代ロシズ伯爵ジョン・レズリーの娘で、バルゴニー卿アレクサンダー・レズリー(初代リーヴェン伯爵アレクサンダー・レズリーの息子)未亡人となっていたレディ・マーガレット・レズリーと結婚した[1][2][3][4]。彼女との間に以下の子女を儲けた[2]。
- レディ・メアリー・スコット (1647年 - 1661年) - 第3代バクルー伯爵。初代タラス伯爵ウォルター・スコット夫人
- スコット卿ウォルター・スコット (1648年)
- レディ・マーガレット・スコット (1650年 - 1652年)
- レディ・アン・スコット (1651年 - 1732年) - 第4代バクルー伯爵(1661年襲爵)、初代バクルー公爵(1663年叙爵)。初代モンマス公爵ジェイムズ・スコット夫人
1651年にダルキース城(ミッドロージアン州ダルキース)で死去し、同地に葬られた[1][2][3]。唯一の男子であったウォルターが夭折していたため、長女のメアリーが爵位を相続した[1][2][3][4]。なおマーガレットは後に第2代ウィームズ伯爵デイヴィッド・ウィームズと再々婚した[1][2]。
出典
編集- ^ a b c d e f Cokayne, George Edward, ed. (1912). "BUCCLEUCH". The Complete Peerage (英語). Vol. 1 (1st ed.). London: The St. Catherine Press, ltd. p. 365. 2011年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g Paul, James Balfour, Sir [in 英語], ed. (1905). "SCOTT, DUKE OF BCCLEUCH". The Scots peerage (英語). Vol. 2. Edinburgh: David Douglas. pp. 235–236. 2011年10月1日閲覧。
- ^ a b c d Burke, Bernard, Sir [in 英語], ed. (1869). "BUCCLEUCH.". A genealogical and heraldic dictionary of the peerage and baronetage of the British Empire (英語) (31 ed.). London: Harrison. p. 147. 2011年10月1日閲覧。
- ^ a b c Douglas, Robert, Sir, bart. [in 英語], ed. (1764). "SCOT Duke of BUCCLEUGH". The peerage of Scotland (英語). Edinburgh: R. Fleming. p. 103. 2011年10月1日閲覧。
スコットランドの爵位 | ||
---|---|---|
先代 ウォルター・スコット |
バクルー伯爵 1633年 - 1651年 |
次代 メアリー・スコット |