フランク・ロイド・ライトに捧げる歌

フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」(原題: So Long, Frank Lloyd Wright)は、サイモン&ガーファンクル1970年に発表した楽曲。

フランク・ロイド・ライトに捧げる歌
サイモン&ガーファンクル楽曲
収録アルバム明日に架ける橋
リリース1970年1月26日
録音1969年
ジャンルバロック・ポップフォークロック
時間3分41秒
レーベルコロムビア・レコード
作詞者ポール・サイモン
作曲者ポール・サイモン
プロデュースロイ・ハリーポール・サイモンアート・ガーファンクル
明日に架ける橋 収録曲
Side 1
  1. 明日に架ける橋
  2. コンドルは飛んで行く
  3. いとしのセシリア
  4. キープ・ザ・カスタマー・サティスファイド (ご機嫌いかが)
  5. フランク・ロイド・ライトに捧げる歌
Side 2
  1. ボクサー
  2. ベイビー・ドライバー
  3. ニューヨークの少年
  4. 「手紙が欲しい」
  5. 「バイ・バイ・ラブ」
  6. 「ソング・フォー・ジ・アスキング」
ミュージックビデオ
「So Long, Frank Lloyd Wright (Live at Carnegie Hall - November 28, 1969) - YouTube

概要

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フランク・ロイド・ライトはアメリカ合衆国の著名な建築家で、1867年に生まれ1959年に没した。アート・ガーファンクルコロンビア大学在籍中に建築学を専攻しており[1]、ガーファンクルが語るところによれば、彼自身がポール・サイモンにフランク・ロイド・ライトについての歌を書いてくれないかと頼んだという[2]。サイモンはライトがどんな人物か知らなかったが注文通り本作品を書き上げた[2]

1970年1月26日発売のアルバム『明日に架ける橋』に収録された。曲の構成、ギターとフルートの演奏スタイルなどにボサノヴァの影響が見られる。リード・ボーカルはガーファンクルで、ブリッジのみサイモンが歌っている。

アルバムに収められた「ニューヨークの少年」と同様、サイモンからガーファンクルに向けた別離のメッセージと解釈されることが多い[3][4][5]

「so long」という言葉が何度も繰り返されて曲はフェイドアウトしていく。その途中で思い余ったサイモンの「So long already, Artie! (さよならはもういいから、アーティ!)」という声が挿入されている[3][4]

脚注

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  1. ^ So Long, Frank Lloyd Wright by Simon & Garfunkel Songfacts
  2. ^ a b Browne, D (2011). Fire and Rain: The Beatles, Simon and Garfunkel, James Taylor, CSNY, and the Bittersweet Story of 1970. Da Capo Press. pp. 45–46, 164–65. ISBN 978-0-306-81850-9 
  3. ^ a b Charlesworth, C (1997). The Complete Guide to the Music of Paul Simon and Simon & Garfunkel. Omnibus Press. p. 50. ISBN 0-7119-5597-2 
  4. ^ a b Bennighof, J (2007). The Words and Music of Paul Simon. Greenwood. pp. 41–48. ISBN 978-0-275-99163-0 
  5. ^ Jackson, L (2004). Paul Simon: The Definitive Biography. Citadel Press. p. 130. ISBN 978-0-8065-2539-6