フフバートル呼和巴特爾1958年5月 - )は、社会言語学者。

昭和女子大学人間文化学部現代教養学科教授内モンゴル大学モンゴル学学院客員教授である内モンゴル出身のモンゴル族日本におけるモンゴル研究で知られ、モンゴル語の研究や著書も執筆している。またNHK大河ドラマ北条時宗』でもモンゴル語の監修をした。

1983年吉林大学外国語学部日本語日本文学科卒業、1998年一橋大学大学院社会学研究科博士課程を修了し、論文「漢語の影響におけるモンゴル語近代語彙の形成」で、一橋大学より博士(社会学)の学位を取得。審査員は田中克彦糟谷啓介糟谷憲一中島由美[1]

1993年から1999年まで和光大学非常勤講師、1997年から1998年まで東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員、2000年から2001年日本学術振興会外国人特別研究員(京都大学大学院文学研究科)、2002年から2005年まで総合地球環境学研究所共同研究員。2010年から内モンゴル大学モンゴル学学院客員教授[2]

著書

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  • 『モンゴル語基礎文法』(たおフォーラム[3]、1993年)小沢重男監修 ISBN 978-4924914018
  • 『続モンゴル語基礎文法』(インターブックス、1997年)ISBN 978-4924914056
  • 『私が牧童だったころ―モンゴル人が語るモンゴルの世界』(インターブックス、2000年)ISBN 978-4924914322
  • 共編:中尾正義小長谷有紀『中国辺境地域の50年 黒河流域の人びとから見た現代史』(東方書店、2007年)ISBN 978-4497207067

脚注

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