フチドリカワハギ属 (学名:Acreichthys)は、フグ目カワハギ科の一つ[1][2]インド洋太平洋熱帯海域に分布する。全てが底生魚であり、全長10cm程度の小型種である。

フチドリカワハギ属
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: フグ目 Tetraodontiformes
: カワハギ科 Monacanthidae
: フチドリカワハギ属 Acreichthys
学名
Acreichthys
Fraser-Brunner, 1941
本文参照

分類

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フチドリカワハギ属には3種が属する[3][1]

  • トゲカワハギ Acreichthys hajam 全長は最大7cm。琉球諸島以南からパプアニューギニア、インドネシアにかけて分布する底生魚。背鰭の棘が発達しているのが名前の由来。
  • フチドリカワハギ Acreichthys tomentosus 全長は最大12cm。石垣島やフィリピン、ニューギニアなどのインド西太平洋に分布し、浅い珊瑚礁に生息する底生魚。体の色を素早く変えることが出来る[4]

脚注

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  1. ^ a b WoRMS - World Register of Marine Species - Acreichthys Fraser-Brunner, 1941”. www.marinespecies.org. 2023年1月24日閲覧。
  2. ^ Acreichthys”. fishesofaustralia.net.au. 2023年1月24日閲覧。
  3. ^ 松浦(2015)
  4. ^ The Seagrass Filefish, Acreichthys tomentosus (Linnaeus), a master of camouflage

関連項目

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