フェルディナント・ヤーゲマン
フェルディナント・ヤーゲマン(Ferdinand Jagemann、1780年8月24日 - 1820年1月9日)はドイツの画家である。
フェルディナント・ヤーゲマン Ferdinand Jagemann | |
---|---|
自画像 | |
生誕 |
ザクセン=ヴァイマル公国 ヴァイマル |
死没 |
1820年1月9日 ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公国 ヴァイマル |
著名な実績 | 肖像画家 |
略歴
編集ヴァイマルで生まれた。父親は『アンナ・アマーリア大公妃図書館』の司書を務めた学者で、姉に有名な女優のカロリーネ・ヤーゲマンがいる。カッセルの画家、ヨハン・ハインリヒ・ティシュバインに学んだ。ヴァイマルの宮廷画家、ゲオルク・メルヒオール・クラウスやウィーン美術院のハインリヒ・フリードリヒ・フューガーにも学んだ。
1802年から1804年の間はパリに滞在しジャック=ルイ・ダヴィッドやジャン=バプティスト・ルニョーに学んだ後、ヴァイマルに戻り、肖像画家として働いた。ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公カール・アウグストが設立した美術学校、「ヴァイマルの侯爵家自由絵画学校」(Fürstliche freie Zeichenschule Weimar)の教授に任じられた。
1806年から1810年にはローマに再び留学し、彫刻家のティーク(Friedrich Tieck)と友人となった。1814年からマイヤー(Johann Heinrich Meyer)と美術学校の校長となった。39歳でヴァイマルで没した。
同時代の人物の肖像画を描いたことで知られ、とりわけゲーテの肖像画を何点か描いた。
作品
編集-
クリストフ・マルティン・ヴィーラント (1805)
-
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ (1806)
-
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ (1818)
-
ゲオルク・ニコラウス・ニッセン (1809)
-
大公カール・アウグスト
参考文献
編集- Hans Wahl, Anton Kippenberg: Goethe und seine Welt. Insel-Verlag, Leipzig 1932 S. 272f
- Nina Struckmeyer: "Jagemann, Ferdinand Carl Christian", in: Savoy, Bénédicte und Nerlich, France (Hg.): Pariser Lehrjahre. Ein Lexikon zur Ausbildung deutscher Maler in der französischen Hauptstadt. Band 1: 1793-1843, Berlin/Boston 2013, S. 129–132.