フェリーむろと (初代)
フェリーむろとは、室戸汽船が運航していたフェリー。本項目では1975年就航の初代を取り扱う。
フェリーむろと(初代) | |
---|---|
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 |
日本 ギリシャ |
所有者 | 室戸汽船 |
運用者 |
室戸汽船 関西汽船 |
建造所 | 高知重工業 |
母港 | 高知 |
IMO番号 | 7419626 |
改名 |
フェリーむろと LINK ANEMOS EXPRESS ANEMOS MIRTIDIOTISSA AQUA MARIA |
経歴 | |
起工 | 1974年 |
進水 | 1975年 |
竣工 | 1975年 |
就航 | 1975年7月 |
現況 | ギリシャで係船中 |
要目 | |
総トン数 | 2,889 トン |
全長 | 101.86 m |
幅 | 18.0 m |
型幅 | 18.0m |
喫水 | 4.64 m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | ダイハツ 6DSM-32 2基 |
推進器 | 2軸 |
出力 | 8,000PS |
航海速力 | 18.0ノット |
旅客定員 | 1021名 |
乗組員 | 71名 |
概要
編集1982年11月、フェリーむろと (2代)(元にちなん丸)の就航により、関西汽船に用船されくるしま丸となり、フェリーかつらの代船として松山 - 小倉航路に就航した。1987年4月、フェリーくるしまの就航により、用船解除され室戸汽船に返却された。
その後、海外売船され、Atlantic ShippingによってLINKと改名して、1988年10月にペラマに回航され改造を受けた。ギリシャのNomicos Linesが購入しANEMOSとして就航した。
1999年12月、Minoan Flying Dolphinsに売却されEXPRESS ANEMOSとなった。 2000年3月にはアネックラインに移籍してMIRTIDIOTISSAと改名した。
2006年12月1日、ファンネルで小規模な火災が発生した。 2008年7月25日、キティラ島付近でサンゴ礁に接触して片舷のプロペラが破損したが、ベラマで修理された。
2008年から2009年にかけて係船されていたが、2010年7月にネルラインに売却されAQUA MARIAとなった。 2014年3月から、ピレウスで再び係船されている。
航路
編集室戸汽船
- 神戸港(東神戸フェリーセンター) - 甲浦港
関西汽船
- はやとも丸(大阪高知特急フェリー・とさを用船)とともに運航していた。
Nomicos Lines
- セサロニキ - ミコノス - パロス - サントリーニ - ヘラクリオン(1989年夏)
- ピレウス - 西キクラデス(1996年)
- ピレウス - シロス - ティノス - ミコノス - イカリア - サモス - パトモス(1997年以降)
アネックライン
ネルライン
- ラブリオ - プサラ - アイオス・エフストラティオス - レムノス - カバラ(2011年3月-)
設計
編集この節の加筆が望まれています。 |
船内
編集この節の加筆が望まれています。 |
脚注
編集外部リンク
編集- MarineTraffic.com - AQUA MARIA - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示