フェリーはちのへ (初代)
フェリーはちのへは、東日本フェリーとシルバーフェリー(川崎近海汽船)が共同運航していたフェリー。本項目では1979年就航の初代を取り扱う。
フェリーはちのへ(初代) | |
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基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 |
日本 韓国 フィリピン |
所有者 |
東日本フェリー シルバーフェリー スルピシオ・ラインズ トランスアジア・シッピング・ライン |
運用者 |
東日本フェリー シルバーフェリー スルピシオ・ラインズ トランスアジア・シッピング・ライン |
建造所 | 今治造船今治工場 |
IMO番号 | 7912783 |
改名 |
フェリーはちのへ HANIL CAR FERRY NO.2 PRINCESS OF THE EARTH TRANS ASIA 10 |
経歴 | |
進水 | 1979年 |
竣工 | 1979年10月31日[1] |
就航 | 1979年11月3日[2] |
運航終了 | 1988年 |
現況 | フィリピンで就航中 |
要目 | |
総トン数 | 3,887 トン[1] |
載貨重量 | 2,129 トン[1] |
全長 | 114.4 m[1] |
垂線間長 | 105.0 m[1] |
幅 | 19.0 m[1] |
深さ | 11.7 m[1] |
喫水 | 4.7 m[1] |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | ニイガタ・ピルステイック 12PC2-2V 2基[1] |
推進器 | 2軸[1] |
最大出力 | 12,000馬力[1] |
最大速力 | 21.7ノット[1] |
航海速力 | 18.7ノット[1] |
旅客定員 | 439名[1] |
乗組員 | 26名[1] |
車両搭載数 | 8トントラック45台、乗用車42台[1] |
概要
編集東日本フェリーとシルバーフェリーの共有船として、今治造船今治工場で建造され、1979年11月3日に就航した。 フェリーはちのへ (2代)の就航により、1988年に引退した。
その後、海外売船され、韓国の韓一高速(Han Il Express)で、HANIL CAR FERRY NO.2として、莞島 - 済州航路に就航した。 2004年11月にフィリピンのスルピシオ・ラインズに売却され、PRINCESS OF THE EARTHとして就航した。 さらに2014年7月にはトランスアジア・シッピング・ラインに売却され、TRANS ASIA 10としてセブ - カガヤン・デ・オロ航路に就航している。
航路
編集シルバーフェリー
- 八戸港(八太郎地区3号埠頭) - 苫小牧港(苫小牧西港フェリーターミナル)
本船の就航により、シルバーフェリーは1日2便体制に増便された。就航当初はシルバークイーン (初代)と、1982年9月以降はシルバークイーン2と運航されていた。
設計
編集この節の加筆が望まれています。 |
海外売船後に船体後部などに船室を増設する改造を受けている。
脚注
編集外部リンク
編集- MarineTraffic.com - TRANS ASIA 10 - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示