フィリッパ・ド・ダンマルタン
フィリッパ・ド・ダンマルタン(Philippa de Dammartin, 1227年ごろ - 1278年ごろ)は、オマール伯シモン・ド・ダンマルタンとポンチュー女伯マリーの娘[1]。カスティーリャ王フェルナンド3世の2番目の王妃でイングランド王エドワード1世の王妃エリナー・オブ・カスティルの母ジャンヌ・ド・ダンマルタンの妹にあたる。
フィリッパ・ド・ダンマルタン Philippa de Dammartin | |
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出生 |
1227年ごろ |
死去 |
1278年ごろ |
配偶者 | ウー伯ラウル2世・ド・リュジニャン |
クシー領主ラウル2世 | |
ゲルデルン伯オットー2世 | |
子女 |
アンゲラン・ド・クシー ライナルト1世 フィリッパ マルガレーテ マリア |
家名 | ダンマルタン家 |
父親 | オマール伯シモン・ド・ダンマルタン |
母親 | ポンチュー女伯マリー |
フィリッパは3度結婚した。最初に1239/40年ごろにウー伯ラウル2世・ド・リュジニャンと結婚した。ラウル2世にとってフィリッパは3度目の妃であった[2]。2人の間に子女は生まれなかった。後にウー女伯となるマリー・ド・リュジニャンの継母にあたる。
1246年ごろにクシー領主ラウル2世と結婚した[2]。2人の間には1男が生まれた。
- アンゲラン(1250年以前没) - 早世
脚注
編集- ^ Pollock 2015, p. 146.
- ^ a b Pollock 2015, p. 145.
- ^ a b Pollock 2015, p. xv.
脚注
編集- Pollock, M.A. (2015). Scotland, England and France after the Loss of Normandy, 1204-1296. The Boydell Press