ファンタスティック・フォー 超能力ユニット

2005年のアメリカのスーパーヒーロー映画

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』(原題: Fantastic FourFantastic 4とも)は、マーベル・コミックのチーム「ファンタスティック・フォー」をベースにした、2005年のアメリカのスーパーヒーロー映画。監督はティム・ストーリー、脚本はマイケル・フランス、マーク・フロストが務め、ヨアン・グリフィズジェシカ・アルバクリス・エヴァンスマイケル・チクリスジュリアン・マクマホンケリー・ワシントンらが出演している。

ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
Fantastic Four
監督 ティム・ストーリー
脚本 マーク・フロスト
マイケル・フランス
原作 スタン・リー
ジャック・カービー
製作 アヴィ・アラッド
ベルント・アイヒンガー
ラルフ・ウィンター
製作総指揮 スタン・リー
マイケル・バーナサン
クリス・コロンバス
ケヴィン・ファイギ
マーク・ラドクリフ
出演者 ヨアン・グリフィズ
ジェシカ・アルバ
クリス・エヴァンス
マイケル・チクリス
ジュリアン・マクマホン
音楽 ジョン・オットマン
撮影 オリヴァー・ウッド
編集 ウィリアム・ホイ
製作会社 20世紀フォックス
マーベル・エンターテインメント
1492ピクチャーズ
コンスタンティン・フィルム
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 2005年7月8日
日本の旗 2005年9月17日
上映時間 110分
125分 (Extended Edition)
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $100,000,000[1]
興行収入 $330,579,719[1]
日本の旗 10.1億円[2]
次作 ファンタスティック・フォー:銀河の危機
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実写版「ファンタスティック・フォー」の2度目の製作で、『ザ・ファンタスティック・フォー』と題された前回の試みは、ロジャー・コーマンが製作したB級映画で、最終的には公開されなかった。本作は2005年7月8日に米国で公開された。賛否両論あったが、商業的には成功した。2007年には続編『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』が公開された。2015年にはリブートされ『ファンタスティック・フォー』が公開された。

あらすじ

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天才科学者のリチャーズは、元恋人のスー、スーの弟でパイロットのジョニー、そして親友のベンとともに、宇宙に出て実験を行うことになった。だが事故により宇宙線を浴びて4人とも超能力を得てしまう。彼らはこの力を世のために役立てようと考え、スーパーヒーローチーム「ファンタスティック・フォー」を結成する。

キャスト

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俳優 日本語吹き替え
ソフト版 日本テレビ
リード・リチャーズ
(Mr.ファンタスティック)
ヨアン・グリフィズ 石川禅 森川智之
スーザン・ストーム
(インヴィジブル・ウーマン)
ジェシカ・アルバ 宮島依里 坂本真綾
ジョニー・ストーム
(ヒューマン・トーチ)
クリス・エヴァンス 神奈延年 松風雅也
ベン・グリム
(ザ・シング)
マイケル・チクリス 天田益男 辻親八
ヴィクター・ヴァン・ドゥーム
(ドクター・ドゥーム)
ジュリアン・マクマホン てらそままさき 楠大典
アリシア・マスターズ ケリー・ワシントン 込山順子 渡辺美佐
レオナード ハミッシュ・リンクレーター 佐々木睦
デビー・マクルヴェーン ローリー・ホールデン 野村須磨子
アーニー デヴィッド・パーカー 星野充昭
ジミー・オフーリハン ケヴィン・マクナルティ 松本大
セクシーな看護婦 マリア・メノウノス 魏涼子
ネッド・セシル マイケル・コプサ 石波義人
  • ソフト版吹き替え - DVD・BD収録
その他の吹き替え - 呉林卓美室園丈裕魏涼子横島亘伊藤和晃加藤亮夫大西健晴世古陽丸坂口候一江川央生五十嵐麗水落幸子清水明彦吉田孝北斗誓一桐井大介細野雅世恒松あゆみ中司ゆう花
その他の吹き替え - 中博史羽村京子小室正幸すずき紀子新田万紀子多緒都高瀬右光奈良徹山中真尋高橋まゆ子澤田将考園部好徳黒河奈美

スタッフ

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地上波放送履歴

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回数 テレビ局 番組名 放送日 放送時間 吹替版 備考
初回 日本テレビ 金曜ロードショー 2008年1月18日 21:03 - 22:54(111分) 日本テレビ版 地上波初放送
2回目 テレビ朝日 日曜洋画劇場 2010年5月16日 21:00 - 22:54(114分)
3回目 日本テレビ 金曜ロードショー → 金曜ロードSHOW! 2012年3月9日
4回目 2014年10月31日

備考

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  • 2008年1月18日日本テレビ系『金曜ロードショー』にて地上波初放送されたものは“日本未公開バージョン”。
  • 2006年に発売された2枚組特別編DVDには、日本人アーティストによるファンタスティックフォーのコミカライズ版が付属しており、中でも松本零士の独創的なピンナップは話題となった。(その独創的なイラストから、ピンナップの左端に、このピンナップが松本零士の主観で作られたものであり、マーベル作品とは無関係だという断り書きが記載された。)
  • 日本公開の際当時一世を風靡したお笑い芸人のレイザーラモンHGが宣伝大使に任命され、日本プロモーション、『金曜ロードショー』の放映の際に「ファンタスティック・フォーー!」と自身のネタを交えて披露した[3]

ゲーム版

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海外ではPS2GCXboxPCGBAで発売された

脚注

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外部リンク

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