ファム・ミン・チン
ベトナムの政治家
ファム・ミン・チン(范 明正、ベトナム語:Phạm Minh Chính / 范明正[1]、1958年12月10日 - )は、ベトナムの政治家。第8代首相。
ファム・ミン・チン Phạm Minh Chính 范明正 | |
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政府総理時代の公式写真(2021年) | |
生年月日 | 1958年12月10日(65歳) |
出生地 | ベトナム民主共和国・タインホア省ハウロック県 |
出身校 | ハノイ大学 |
所属政党 | ベトナム共産党 |
在任期間 | 2021年4月5日 - 現職 |
国家主席 |
グエン・スアン・フック ヴォー・ティ・アイン・スアン(代行) ヴォー・ヴァン・トゥオン ヴォー・ティ・アイン・スアン(代行) トー・ラム ルオン・クオン |
ファム・ミン・チン | |
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各種表記 | |
チュ・クオック・グー: | Phạm Minh Chính |
漢字・チュノム: | 范明正 |
日本語読み: | はん めいせい |
英語表記: | PHAM Minh Chinh |
来歴
編集1958年、タインホア省クエソン県クエフー社に生まれた。建設学士号と法学博士号、准教授の肩書を有する。
1986年12月25日にベトナム共産党に入党し、1987年12月25日に正式加入した。 ベトナム共産党の第12期・13期の全国大会で、2期連続で党の最高指導機関である政治局の1人に選出されている。ベトナム人民公安の中将でもある。
内務省科学経済技術研究局研究員、在ルーマニア・ベトナム大使館職員、公安省官房書記、同省経済諜報科学技術局長、同省諜報総局副局長、同省物流技術総局長、公安次官、東北部地方クアンニン省共産党委員会書記、中央組織副委員長、書記局員、中央組織委員長を歴任した。
第14期(2016~2021年)国会の最終回となる第11回会議で2021年4月5日午後、新首相に選出された[2]。同年7月26日の第15期国会では全会一致(479票)で首相に再任された[3]。
2022年にベトナムを訪問した岸田文雄首相の前でチンは、「日越関係はこれまでで最高の段階にあると言われている。両国は2023年の国交樹立50周年に向けて努力したい。岸田首相のベトナム国賓訪問は、日越関係を深化させ、日本の公式訪日の成果の実施を促進することを目的としている。チン氏はベトナムと日本の間の政治的信頼と「愛情、誠実、信頼」に基づく両国の上級指導者間の良好な関係を強化し、両国国民の願いを必ず叶える。」と述べ様々な分野での実務協力を強化した[4]。
外交
編集脚注
編集- ^ “Thủ tướng Phạm Minh Chính tặng bức thư pháp cho Thủ tướng Nhật Bản Kishida”. Theo Báo Điện tử Chính phủ. (2022年5月1日) 2022年11月14日閲覧。
- ^ a b “ベトナム新首相にチン氏 対日友好議連会長”. 時事ドットコム (2021年4月5日). 2021年4月12日閲覧。
- ^ “Prime Minister Pham Minh Chinh swears in at National Assembly”. VietnamPlus. (2021年7月26日) 2021年7月27日閲覧。
- ^ “Thủ tướng Phạm Minh Chính chủ trì lễ đón Thủ tướng Nhật Bản”. Người lao động (2022年5月1日). 2024年3月6日閲覧。
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