ファビオ・カスティーヨ
ファビオ・カスティーヨ(Fabio Castillo, 1989年2月19日 - )は、ドミニカ共和国サマナ州サマナ出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
埼玉西武ライオンズ時代 (2018年2月9日、春季キャンプにて) | |
基本情報 | |
---|---|
国籍 | ドミニカ共和国 |
出身地 | サマナ州サマナ |
生年月日 | 1989年2月19日(35歳) |
身長 体重 |
6' 1" =約185.4 cm 235 lb =約106.6 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2005年 アマチュアFA |
初出場 |
MLB / 2017年9月2日 KBO / 2016年6月25日 NPB / 2018年4月4日 |
最終出場 |
MLB / 2017年9月3日 KBO / 2016年10月3日 NPB / 2018年7月11日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入りとマイナー時代
編集2006年にテキサス・レンジャーズと契約するも、マイナー暮らしが続いた[1]。
メキシカンリーグ時代
編集2015年は、リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルでプレーした[1]。
ハンファ・イーグルス時代
編集2016年6月20日に、不振により退団したアレッサンドロ・マエストリの代役としてハンファ・イーグルスに入団。7勝を記録した。オフの11月30日に自由契約となった。
ドジャース時代
編集2017年、ロサンゼルス・ドジャースと契約。6月8日に40人枠入り。9月2日にサンディエゴ・パドレス戦でメジャーデビューした。
西武時代
編集2017年12月12日、埼玉西武ライオンズと契約[2]。背番号は47。
2018年4月4日の福岡ソフトバンクホークス戦(メットライフドーム)にてNPB初登板・初先発を果たすと5回まで1人も出塁を許さず、6回2/3を1失点にまとめ、初勝利を記録した[3][4]。その後先発として6月まで5勝を挙げる活躍を見せていたが中継ぎ陣の故障及び大乱調を受け交流戦中盤から抑えに転向[5]。 6月24日の千葉ロッテマリーンズ戦(ZOZOマリンスタジアム)でNPB初セーブを記録した。リリーフ転向後は8試合に登板し、2勝3セーブ1ホールドを挙げた。しかし7月20日に右肘の張りを訴え出場選手登録を抹消される[6]と、そのまま再登録されることなくシーズンを終えた。オフの11月6日に右肘のクリーニング手術を行った[7]。
2019年はキャンプからリハビリ組に入ってはいたものの、患部の状態は思わしくないままで、7月の時点で二軍での登板も1試合に留まり、「一軍の戦力としては難しい」と判断されたことにより7月31日にウェイバー公示され[8]、8月7日に自由契約となった[9]。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | ハンファ | 20 | 15 | 0 | 0 | 0 | 7 | 4 | 0 | 0 | .636 | 393 | 84.0 | 106 | 7 | 40 | 0 | 10 | 60 | 4 | 0 | 62 | 60 | 6.43 | 1.74 |
2017 | LAD | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 8 | 1.1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 2 | 13.50 | 3.00 |
2018 | 西武 | 20 | 12 | 0 | 0 | 0 | 7 | 4 | 3 | 1 | .636 | 330 | 74.1 | 60 | 5 | 45 | 1 | 6 | 51 | 0 | 0 | 38 | 37 | 4.48 | 1.41 |
KBO:1年 | 20 | 15 | 0 | 0 | 0 | 7 | 4 | 0 | 0 | .636 | 393 | 84.0 | 106 | 7 | 40 | 0 | 10 | 60 | 4 | 0 | 62 | 60 | 6.43 | 1.74 | |
MLB:1年 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 8 | 1.1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 2 | 2 | 13.50 | 3.00 | |
NPB:1年 | 20 | 12 | 0 | 0 | 0 | 7 | 4 | 3 | 1 | .636 | 330 | 74.1 | 60 | 5 | 45 | 1 | 6 | 51 | 0 | 0 | 38 | 37 | 4.48 | 1.41 |
- 2020年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2016 | ハンファ | 20 | 5 | 10 | 0 | 1 | 1.000 |
2017 | LAD | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
2018 | 西武 | 20 | 3 | 9 | 1 | 1 | .923 |
KBO | 20 | 5 | 10 | 0 | 1 | 1.000 | |
MLB | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
NPB | 20 | 3 | 9 | 1 | 1 | .923 |
- 2020年度シーズン終了時
記録
編集- NPB
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利:2018年4月4日、対福岡ソフトバンクホークス2回戦(メットライフドーム)、6回2/3を1失点
- 初奪三振:同上、1回表に今宮健太から空振り三振
- 初セーブ:2018年6月24日、対千葉ロッテマリーンズ12回戦(ZOZOマリンスタジアム)、9回裏に5番手として救援登板・完了、1回1失点
- 初ホールド:2018年6月27日、対オリックス・バファローズ10回戦(メットライフドーム)、9回表に5番手として救援登板、1回無失点
背番号
編集- 48(2016年)
- 60(2017年)
- 47(2018年 - 2019年8月7日)
脚注
編集- ^ a b https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=castil001fab
- ^ “新外国人選手契約締結についてのお知らせ”. 埼玉西武ライオンズ (2017年12月12日). 2018年4月11日閲覧。
- ^ “西武・カスティーヨ 来日初先発で初勝利 5回まで完全「積極的にストライクを取ろうと」”. スポニチ Sponichi Annex (2018年4月4日). 2018年4月11日閲覧。
- ^ “埼玉西武・カスティーヨが5回までパーフェクトの好投で来日初勝利|試合戦評”. パ・リーグ.com (2018年4月4日). 2021年5月14日閲覧。
- ^ “西武・カスティーヨ、抑えに昇格 土肥投手Cが明言”. サンスポ.com (2018年6月21日). 2019年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月3日閲覧。
- ^ “西武ストッパーまた消えた カスティーヨ右肘張りで抹消 代役は「いるメンバーで」”. 西日本スポーツ (2018年7月20日). 2019年2月3日閲覧。
- ^ “西武がカスティーヨの右肘手術を発表 復帰まで約2か月の見通し”. Full-Count (2018年11月16日). 2019年2月3日閲覧。
- ^ “西武、カスティーヨに“戦力外通告” 渡辺GM「1軍の戦力としては難しいと判断」”. Full-Count (2019年7月31日). 2021年5月14日閲覧。
- ^ “NPB 西武カスティーヨを自由契約選手として公示”. スポーツニッポン (2019年8月7日). 2022年1月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Fabio Castillo stats MiLB.com
- 個人年度別成績 F.カスティーヨ - NPB.jp 日本野球機構