ファウスト・ロミテッリ
ファウスト・ロミテッリ(Fausto Romitelli, 1963年2月1日 - 2004年6月27日)は、イタリアの作曲家[1]。
生涯
編集フランコ・ドナトーニに師事した20代から頭角をあらわし、フランスのIRCAMで研修を積んだことなどを背景に、未知の音響志向の強い音楽を書いた。ジュリオ・カスタニョーリ、マルコ・ストロッパと並ぶイタリアン・スペクトル楽派三羽烏の一人とみなされている。生楽器ではなく、エレキギターなどの音源の変調に新境地を求め、晩年にはヴィデオ・オペラなどのミクストメディア的展開にも興味を示したものの、2004年6月27日白血病のため逝去。41歳没。
代表作に「プロフェッサー・バッド・トリップ レッスン1~3」(1998-2000)、「死の都のラジオ」(2002) 他。
関連項目
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “Romitelli, Fausto”. www.ricordi.com. www.ricordi.com. 2022年4月8日閲覧。