ピエール=ジュール・カヴァリエ
ピエール=ジュール・カヴァリエ(Pierre-Jules Cavalier、1814年8月30日 - 1894年1月28日)はフランスの彫刻家である。パリ国立高等美術学校(通称、エコール・デ・ボザール)で長く教授を務めた。
ピエール=ジュール・カヴァリエ Pierre-Jules Cavalier | |
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生誕 |
1814年8月30日 フランス、パリ |
死没 |
1894年1月28日 フランス、パリ |
略歴
編集パリの銀細工師、大工の息子に生まれた。彫刻家のダヴィッド・ダンジェや画家のポール・ドラローシュに学び、1842年にローマ賞を受賞した。1843年から1847年の間、在ローマ・フランス・アカデミーで修行した。
パリの公共施設や教会などの多くの彫刻を、制作した。 1849年のパリのサロンで、一等のメダルを受賞した。
1864年にパリ国立高等美術学校の彫刻の教授に任命され、多くの学生を指導した。 1865年に、芸術アカデミーの会員に選出され、レジオンドヌール勲章(オフィシエ)を受勲した。フランス芸術家協会の会員であり、副会長も務めた。
作品
編集-
コルネリア・アフリカナ (1855)
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マルセイユのロンシャン宮殿の噴水
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パリのサンジェルマン・ロクセロワ教会の鐘楼の彫刻
カヴァリエに学んだ学生
編集- ウジェーヌ・ギヨーム (1822–1905)
- ルイ=エルネスト・バリアス (1841–1905)
- ジャン=アントワーヌ=マリー・イドラック (1849–1884)
- ギヨーム・シャルリエ (1854–1925)
- アルフレッド・ギルバート(1854–1934)
- ヴィッレ・ヴァルグレン(1855–1940)
- アンリ・デジレ・ゴーキェ (1858–1927)
- ジョージ・グレー・バーナード (1863–1938)
- イポリット・ルフェーブル(1863–1935)
- ジョゼフ・ベルナール(1866–1931)
参考文献
編集- Simone Hoog, Musée national de Versailles. Les sculptures. I. Le Musée, Réunion des musées nationaux, Paris, 1993
- Emmanuel Schwartz, Les Sculptures de l'École des Beaux-Arts de Paris. Histoire, doctrines, catalogue, École nationale supérieure des Beaux-Arts, Paris, 2003
- J. Le Fustec, « La statue de Montyon » [nécrologie de Jules Cavelier], dans Le Magasin pittoresque, 1894, pp. 65-67