ピエール・マリー・フランソワ・ド・サル・バイヨフランス語: Pierre Marie François de Sales Baillot1771年10月1日 - 1842年9月15日)は、フランスヴァイオリン奏者作曲家

ピエール・バイヨ
Pierre Baillot
基本情報
出生名 ピエール・マリー・フランソワ・ド・サル・バイヨ (Pierre Marie François de Sales Baillot)
生誕 (1771-10-01) 1771年10月1日
出身地 フランス王国 パリ
死没 (1842-09-15) 1842年9月15日(70歳没)
フランスの旗 フランス王国 パリ
ジャンル クラシック音楽
職業 ヴァイオリニスト
作曲家
担当楽器 ヴァイオリン

フランス、パリパッシーに生まれた。ヴァイオリンをジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティに学んだ後、パリ音楽院でヴァイオリンを教え、同じくヴィオッティの弟子だったピエール・ロードロドルフ・クロイツェルとともに、パリ音楽院ヴァイオリン科のための教本『ヴァイオリン演奏の方法論』を執筆し、1802年に出版された。その他、著作として、「ヴァイオリンの芸術」(1834年)がある。

また、ソロ・リサイタルだけでなく、オペラの指揮者、室内楽の演奏者としても活躍した。パリで没した。

なお、バイヨが使用していたストラディバリウスは、のちにジャック・ティボーが使用した[1]

参考文献

編集
  • フレデリック・H・マーテンス著、角英憲訳『ヴァイオリン・マスタリー 名演奏家24人のメッセージ』全音楽譜出版社、2017年、ISBN 978-4-11-810141-5

脚注

編集
  1. ^ マーテンス (2017)、18頁。