ピウス1世 (ローマ教皇)
ピウス1世(Pius I、? - 155年?)は、ローマ教皇(在位:142年? - 155年?)。伝承によるとアクイレイア出身のイタリア人であり、殉教者とされてきた。カトリック教会、正教会の聖人。「ピウス」はラテン語で「敬虔な人」の意。カトリック教会では伝統的に初期のローマ教皇の一人と見なしているが、正教会ではローマ主教(司教)であったと見なしている。
ピウス1世 | |
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第10代 ローマ教皇 | |
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教皇就任 | 142年? |
教皇離任 | 155年? |
先代 | ヒギヌス |
次代 | アニケトゥス |
個人情報 | |
死去 |
155年?![]() |
その他のピウス |
2世紀に書かれたムラトリ断片によると、彼は「ヘルマスの牧者」を書いたヘルマスの兄弟であるという。彼について知られていることはほとんどないが、教皇名としてのピウスは以後好んで使われることになる。