ビッグサタデー』は、1977年4月2日から1996年3月30日まで日本テレビが編成していた単発特別番組枠である。

ビッグサタデー
ジャンル 単発特別番組枠
出演者 放送番組に準ずる
ナレーター 放送番組に準ずる
製作
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
85分枠時代
放送期間1977年4月2日 - 1985年9月21日
放送時間土曜 13:00 - 14:25
放送分85分
115分枠時代
放送期間1985年10月19日 - 1996年3月30日
放送時間土曜 14:00 - 15:55
放送分115分
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概要

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当初は土曜 13:00 - 14:25 (日本標準時)の85分枠であったが、『お笑いスター誕生!!』の移動後にスタートした『サスペンス傑作劇場』(『火曜サスペンス劇場』の再放送枠)が2時間枠であったことから、1985年10月19日からは14:00 - 15:55の115分枠となった。ただし『アメリカ横断ウルトラクイズ』や『欽ちゃんの仮装大賞』などを放送する際には、12:00からの編成になる場合もあった。

放送番組の多くは、一度『木曜スペシャル』で放送されたものである。特に『アメリカ横断ウルトラクイズ』は1979年開催の第3回以降、本放送のすぐ後に本枠で再放送された。さらに翌1980年からは、本大会開始直前の週に前回のダイジェスト版が放送された。

枠のオープニングはタイトルロゴの入った静止画像で、直後にブルーバックにスポンサー名のテロップが入り、日本テレビの女性アナウンサーによるスポンサー名読み上げが入った。BGMには、当時流行していたソウルミュージックファンクなどのディスコミュージックが多用されていた(例:KC&ザ・サンシャイン・バンドの「That's the Way (I Like It)」)。

『ウルトラクイズ』関連事項

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ダイジェスト版放送リスト

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タイトル 放送年月日 放送時間
1 史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ 1978年10月14日 13:00 - 14:25
1978年10月21日
2 (なし)
3 よみがえるあの熱闘!第3回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1980年10月25日 13:00 - 14:25
4 よみがえる熱戦!史上最大!! 第4回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1981年10月3日
5 あの熱闘をもう一度!史上最大!!第5回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1982年9月25日 13:00 - 14:55
6 熱闘熱闘また熱闘!!史上最大!!第6回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1983年10月15日
7 第7回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1984年10月6日
8 史上最大!!第8回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1985年10月12日 14:30 - 16:00
1985年10月19日 12:00 - 14:20
9 史上最大!!第9回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1986年10月11日 12:00 - 15:25
10 史上最大!!第10回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1987年10月17日 12:00 - 15:50
11 史上最大!!第11回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1988年10月15日
12 史上最大!!第12回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1989年10月7日 12:00 - 15:55
13 史上最大!!第13回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1990年10月13日 12:00 - 14:55
14 史上最大!!第14回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1991年10月12日 12:00 - 15:50
15 史上最大!!第15回アメリカ横断ウルトラクイズ総集編 1992年10月10日 12:00 - 15:20
16 (レギュラー回終了のためなし)

参考:下野新聞縮刷版』下野新聞社、1978年10月14日、1978年10月21日、1980年10月25日 - 1992年10月10日付のラジオ・テレビ欄。 

第7回放送までは前週の土曜日(即ち5日前)に放送するのが通例であったが(1982年10月2日に『鳥人間コンテスト選手権』再放送が編成されたため、1週早く放送された第5回を除く)、第8回は2週連続での放送となった。その後は本大会3週間前の放送となり、『サスペンス傑作劇場』を休止しての3時間枠で放送することが多くなった。

なお第1回は、1978年開催の第2回の宣伝のために再放送するも、ダイジェスト版ではなく、本放送版をそのまま再放送する珍しいやり方だった。

ダイジェスト版の放送形態

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前述の通り、この枠では『ウルトラクイズ』の開始直前の時期には前回のダイジェスト版が放送されていたが、その放送形態は以下の通りであった。

  • ナレーションは本放送と同様に国外レポーター(福留功男福澤朗)が担当していたが、そのナレーションは大半が新録で、一部本放送から流用したものもあった。
  • オープニングは放送第1回のものを使用。出演者クレジットは国外レポーター(福留→福澤)と国内レポーター(敗者の味方。徳光和夫渡辺正行)だけクレジットされ、総合司会(高島忠夫ほか)やコンピューター予想担当(徳光ほか)はクレジットされなかった。
  • クイズは原則としてそのまま放送するが、一部端折られるクイズ(席決めクイズなど)も存在した。
  • 罰ゲームはそのまま放送するか、あるいは端折られるかのどちらかとなった(仮に放送されても短縮されるケースが見られた)。
  • 優勝賞品紹介はかなり短縮され、そのままエンディングへと移行。そして翌週に始まる本大会の予告をナレーションで行った後、ラストでは「第1次国内予選」会場(後楽園球場東京ドーム)を映し、「ニューヨークへ行きたいかー!」「オー!」で終わっていた。

その他

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  • スタジオパート(第13回・第14回・第16回を除く)でのエンディング口上「早く来い来い木曜日」は、カットされることなくそのまま放送された。その際に画面には、「この番組は○月〇日に放送されたものです」と視聴者への断りテロップが入った。
  • 「第5回」本大会の第3週(1981年10月22日放送)と第4週(同年11月5日放送)の間の1981年10月29日は、『第12回日本歌謡大賞[1]のため『ウルトラクイズ』は休止になったが、2日後の同年10月31日、本枠は『ウルトラクイズ』関連番組などを放送せずに枠自体が直前の『お笑いスタ誕』共々休止、そして次の番組を放送した。
放送時間(JST) 番組 備考
12:00 - 12:05 NNNニューススポット 14:25から繰り上げ
12:05 - 12:10 ガイド
12:10 - 13:25 ロイヤルズのすべて [2]
13:25 - 15:35 日米野球中継「ロイヤルズ×巨人」(後楽園球場 [2]

脚注

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  1. ^ この年の『日本歌謡大賞』は、日本テレビが制作放送権を持っていた。
  2. ^ a b この年は日米野球の開催年で、カンザスシティ・ロイヤルズが来日していた。

関連項目

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日本テレビ 土曜13:00枠
前番組 番組名 次番組
やじうま寄席
(1975年4月5日 - 1977年3月26日)
※12:00 - 13:15
スター訪問
※13:15 - 13:30
おひかえあそばせ 再放送
※13:30 - 14:25
ビッグサタデー
(1977年4月2日 - 1985年9月21日)
日本テレビ 土曜14:00枠
おひかえあそばせ 再放送
※13:30 - 14:25
ビッグサタデー
(1977年4月2日 - 1996年3月30日)
固有枠名無しの単発特別番組枠
※13:00 - 14:55
日本テレビ 土曜14:25枠
NNNニューススポット
※14:25 - 14:30
土曜映画劇場
※14:30 - 16:00
ビッグサタデー
(1985年10月19日 - 1996年3月30日)
固有枠名無しの単発特別番組枠
※13:00 - 14:55
NNNニューススポット
※14:55 - 15:00
DAISUKI! 再放送
※15:00 - 16:00