ビシェンプールは、インド北東部のマニプル州の都市である。日本語では大戦時より「ビシェンプール」と呼びならわされているが、中世にヴィシュヌ神の神殿が建立されたことにちなんでおり、「ビシュヌプル」と表記されることもある。

ビシェンプール
বিষ্ণুপুর
Bishnupur
マニプル州の位置を示したインドの地図
ビシェンプールの位置
ビシェンプール
ビシェンプールの位置
マニプル州 とインド内)
座標: 北緯24度38分00秒 東経93度45分58秒 / 北緯24.6333度 東経93.766度 / 24.6333; 93.766
インドの旗 インド
マニプル州
行政区 ビシェンプール県
人口 16,704[1] (2011年現在)
標準時 IST (UTC+5:30)

概要

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マニプル州を南北に縦断するインド国道2号線と、西のかたアッサム平原へ抜ける街道の結節点であり、古来交通の要衝であった。

また、街の南東に広がるロクタク湖は、水草による浮島が無数に点在する沼沢地であり、風光明媚のみならず、貴重な生態系を保存していることから、ラムサール条約による登録地ともなっている。

第二次世界大戦時は、日本軍と英印軍の激戦地となった。第33師団 (日本軍)の歩兵第214連隊は、アラカン山脈を踏破した部隊から逐次この街に攻撃を仕掛けるが、そのほとんどが壊滅した。

また、オード・ウィンゲートが墜落死した地としても知られる。

作品

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  • 『ロクタク湖白雨(インパール前線)』(向井潤吉 1944年)[2]

脚注

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  1. ^ Census of India 2001: Data from the 2001 Census, including cities, villages and towns (Provisional)”. Census Commission of India. 16 June 2004時点のオリジナルよりアーカイブ。1 November 2008閲覧。
  2. ^ 向井潤吉 1901 - 1995 MUKAI, Junkichi”. 独立行政法人国立美術館. 2022年8月31日閲覧。