ビキン川
ビキン川(ビキンがわ、ロシア語: Бики́н,英語: Bikin)は、ロシアハバロフスク地方・沿海地方を流れるウスリー川の右支流である。 清朝時代は畢歆河と呼ばれていたが、現代中国語では比金河である。
ビキン川 | |
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![]() ビキン川上流 | |
延長 | 560 km |
平均流量 | 246 m3/s |
流域面積 | 22,300 km2 |
水源 | シホテアリニ山脈 |
河口・合流先 | ウスリー川 |
流路 | ウスリー川→アムール川→オホーツク海 |
流域 |
![]() 沿海州 ハバロフスク地方 |
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概要
編集水源はシホテアリニ山脈で、全長は560km、流域面積は22,300km²である 。比較的大きな支流にはアルチャン川がある。
ウスリー川との合流点付近にはビキン地区の行政の中心であるビキンが位置する。
ビキン川流域は歴史的にウデヘ人の居住地域であり、現在も中流域にはウデヘ人の集落クラースヌイ・ヤール村が存在する[1]。
参考文献
編集アレクサンドル・カンチュガ著、津曲敏郎訳『ビキン川のほとりで 沿海州ウデヘ人の少年時代』北海道大学出版会、2014年
脚注
編集- ^ 津曲2014,1頁