ヒロシマ (バンド)

バンド

ヒロシマHiroshima)は、1974年に日系アメリカ人3世のメンバーにより結成された、アメリカフュージョン・バンド。名前は広島市に由来する。

ヒロシマ
Hiroshima
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル スムーズジャズR&Bポップスワールドミュージックフュージョン
活動期間 1974年 -
レーベル アリスタエピッククウェストヘッズ・アップ
公式サイト hiroshimamusic.com
メンバー ダン・クラモト
ジュン・クラモト
ダニー・ヤマモト
ディーン・コルテス
キモ・コーンウェル
旧メンバー ジョニー・モリ
ジャネット・クリンガー
ピーター・ハタ
デイヴ・イワタキ
テリー・コイデ
ショージ・カメダ
テリー・クスモト
バーバラ・ロング
リチャード・マシューズ
デイン・マツムラ
マーガレット・マチュン
テイラー・ササキ
ジョン・シップリー
テリー・スティール

彼等のルーツである、日本楽器の和太鼓を取り入れたりと、邦楽等、オリエンタルワールドミュージックを意識した曲を得意とする。

バイオグラフィ

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1974年に結成。オリジナル・メンバーは、リーダーのダン・クラモト(サックス、フルート、キーボード)、ジュン・クラモト(琴)、ジョニー・モリ(和太鼓/パーカッション)、ダニー・ヤマモト(キーボード、ドラム)。ジュンのみが埼玉県生まれで、幼少の頃、ロサンゼルスに移り住む。

アリスタ・レコードより、1979年にセルフタイトル・アルバムでデビュー。1980年代初期にはエピック・レコードよりアルバムをリリース。日本でもフュージョン・ブームが相まって、THE SQUARE(現・T-SQUARE)とのジョイント・コンサートも行った。彼等の楽曲は1989年公開の映画『スタートレックV 新たなる未知へ』にも使われ、マイルス・デイヴィスの1990年のツアーの前座を務めた時が、彼等の最盛期と言え、それ以降はニューエイジ・ミュージックの流れにより、より広い層のオーディエンスを得るようになる。

1990年代はクインシー・ジョーンズが主宰するクウェスト・レコードに在籍。1999年にウィンダム・ヒル・レコードでアルバムを残したあと、2000年代はテラーク傘下のヘッズ・アップよりアルバムをリリース。2011年には自主レーベルよりアルバムをリリースした。

ディスコグラフィ

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アルバム

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  • 『HIROSHIMA』 - Hiroshima (1979年、Arista)
  • 『ODORI〜HIROSHIMA II』 - Odori (1980年、Arista)
  • 『サード・ジェネレーション』 - Third Generation (1983年、Epic)
  • 『アナザー・プレイス』 - Another Place (1985年、Epic)
  • 『GO』 - Go (1987年、Epic)
  • 『EAST』 - East (1989年、Epic)
  • 『プロヴィデンス』 - Providence (1992年、Epic)
  • 『L.A.』 - L.A. (1994年、Qwest)
  • Urban World Music (1996年、Qwest)
  • Between Black and White (1999年、Windham Hill)
  • The Bridge (2003年、Heads Up)
  • Spirit of the Season (2004年、Heads Up)
  • Obon (2005年、Heads Up)
  • Little Tokyo (2007年、Heads Up)
  • Departure (2011年、Hiroshima)
  • J-Town Beat (2013年、CD Baby/Hiroshima)
  • Songs with Words (2015年、CD Baby/Hiroshima)

外部リンク

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