ヒュットリンゲン (ヴュルテンベルク)
紋章 | 地図 (郡の位置) |
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基本情報 | |
連邦州: | バーデン=ヴュルテンベルク州 |
行政管区: | シュトゥットガルト行政管区 |
郡: | オストアルプ郡 |
市町村連合体: | アーレン行政共同体 |
緯度経度: | 北緯48度53分34秒 東経10度06分02秒 / 北緯48.89278度 東経10.10056度座標: 北緯48度53分34秒 東経10度06分02秒 / 北緯48.89278度 東経10.10056度 |
標高: | 海抜 408 m |
面積: | 18.7 km2 |
人口: |
6,185人(2022年12月31日現在) [1] |
人口密度: | 331 人/km2 |
郵便番号: | 73460, 73434, 73453 |
市外局番: | 07361 |
ナンバープレート: | AA, GD |
自治体コード: |
08 1 36 033 |
行政庁舎の住所: | Schulstraße 10 73460 Hüttlingen |
ウェブサイト: | www.huettlingen.de |
首長: | ギュンター・エンスレ (Günter Ensle) |
郡内の位置 | |
地図 | |
ヒュットリンゲン (ドイツ語: Hüttlingen) は、ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルト行政管区のオストアルプ郡に属す町村(以下、本項では便宜上「町」と記述する)である。
地理
編集位置
編集ヒュットリンゲンは、シュヴェービッシェ・アルプの東端、高度 400 m から 503 m に位置する。郡庁所在地アーレンから約 8 km の位置にあたる。
隣接する市町村
編集この町は、北西はノイラー、北東はライナウ、南は郡庁所在地アーレンと境を接している。
自治体の構成
編集自治体としてのヒュットリンゲンには、主邑のヒュットリンゲン地区の他にいくつかの小集落や農場、住宅群が属す。
土地利用
編集土地利用種別面積 | 農業用地 | 森林 | 住宅地 | 産業用地 | 交通用地 | 水域 | レジャー用地 | その他 |
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面積 (km2) | 10.62 | 4.75 | 1.17 | 0.34 | 1.08 | 0.16 | 0.17 | 0.41 |
占有率 | 56.8 % | 25.4 % | 6.3 % | 1.8 % | 5.8 % | 0.9 % | 0.9 % | 2.2 % |
州統計局の2015年現在のデータによる[2]。
歴史
編集ヒュットリンゲンの町域を、ローマ帝国の最も外側の国境の一部であるオーバーゲルマニッシュ=レティシャー・リーメスが通っていた。この国境線は、現在のヴァッサーシュタル住宅地の向かい、ヴェーク・ホーホフェルト近郊で屈曲していた。2012年に地球物理学的調査の手法を用いて、2つのリーメスの塔の場所が判明した[3]。
ヒュットリンゲンの歴史は254年にまで遡る。当時アレマン人のジッペ指導者「Hutilo」の家族がコッハー川の屈曲部に集落を建設した。このジッペ指導者の名前が町名の由来である。
文献上最初の記録は、1024年になされている。1475年にニーダーアルフィンゲンが初めて史料に記述されている。ヒュットリンゲンは、ヴュルテンベルク王国でオーバーアムト・アーレンに、その後アーレン郡に属した。1973年の郡再編でアーレン郡とともに、オストアルプ郡に編入された。
宗教
編集ヒュットリンゲンにはローマ=カトリックと福音主義の教会が存在する。福音主義教会はヴァッサーアルフィンゲン=ヒュットリンゲン教会に属している。
行政
編集行政共同体
編集この町は、アーレン市の行政共同体に加盟している。
議会
編集この町の議会は、2009年の町議会選挙後、議長を務める町長と19人の議員[4]で構成されている。
首長
編集- 1948年 - 1978年: アルベルト・ブロバイル
- 1978年 - 2002年: ゲルト=ギュンター・シュルツ
- 2002年 - : ギュンター・エンスレ
ギュンター・エンスレは2010年1月の選挙で 97.7 % の支持票を獲得して再選された[5]。
姉妹自治体
編集文化と見所
編集レティシャー・リーメスはヒュットリンゲンの中央を通っていた。コッハー川沿いのリーメス施設では、様々な様式の防護柵や壁の一部の模倣品が見られる。
ニーダーアルフィンゲン地区のマリエンブルク城は現在、青年教育施設、レジャー施設、林間学校施設として利用されている。城の麓にある代官所の建物には、ヒュットリンゲンの郷土博物館が入居している。
同じニーダーアルフィンゲンには自然の屋外プールがある。町内にはサッカーグラウンドや礼拝所がある。
クラブ
編集1896年に創設されたシュヴェービッシェ・アルプ協会のヒュットリンゲン地区グループは1996年にアイヒェンドルフ章を授与された。
経済と社会資本
編集交通
編集ヒュットリンゲンは、連邦道 B19号線(アイゼナハ - オーベルストドルフ)とB29号線(アーレン - ネルトリンゲン)との交差点に位置し、アウトバーン A7号線(ウルム - ヴュルツブルク)のインターチェンジも近い。
ヒュットリンゲンの中心部から約 2 km 離れたゴルトスヘーフェ駅には、アーレン - クライルスハイム線(オベーレ・ヤクスト鉄道)およびアーレン - ドナウヴェルト線(リース鉄道)の列車が停車する。
公共旅客交通の鉄道およびバス路線はオストアルプモビール交通共同体の運賃が適用されるが、それぞれの交通会社特有の料金も用いられている。
自転車
編集町内には多くの自転車道がある:
- ドイツ・リーメス自転車道は、ライン川沿いのバート・ヘニンゲンからドナウ川沿いのレーゲンスブルクまで 818 km 以上にわたってオーバーゲルマニッシュ=レティシャー・リーメス沿いに設けられている[7]。
- コッハー=ヤクスト自転車道は、全町約 340 km の自転車道であり、バーデン=ヴュルテンベルク州のコッハー川およびヤクスト川に沿っている。両河川は互いに数 km しか離れていない[8]。
広域遊歩道
編集シュヴェービッシェ・アルプ協会のリーメス遊歩道は、ヒュットリンゲン近郊でコッハー川を渡る。この遊歩道は、ドイツ・リーメス遊歩道の一部である[9]。
教育
編集この町には基礎課程・専修学校 アレマネンシューレがある。職業実科課程の第5学年から第7学年はノイラー校に通い、第8学年から第10学年はヒュットリンゲンで学ぶ[10]。さらに、カトリック教会が運営する幼稚園が4園ある。
エネルギー
編集ヒュットリンゲンの東に、ゴルツヘーフェ変電所がある。
参考文献
編集- Albert Schenk: 950 Jahre Hüttlingen. Chronologie der Gemeinde bis zur Gegenwart. Hüttlingen 1974
この文献は、翻訳元であるドイツ語版の参考文献として挙げられていたものであり、日本語版作成に際し直接参照してはおりません。
出典
編集- ^ Statistisches Landesamt Baden-Württemberg – Bevölkerung nach Nationalität und Geschlecht am 31. Dezember 2022 (CSV-Datei)
- ^ Statistisches Landesamt Baden-Württemberg: Fläche seit 1988 nach tatsächlicher Nutzung 2015 Hüttlingen (Ostalbkreis)(2017年10月2日 閲覧)
- ^ Norbert Acker: Hüttlinger Limes wird genau untersucht, Schwäbische Zeitung 2012年4月17日付け (archive.is)(2017年9月30日 閲覧)
- ^ Statistisches Landesamt Baden-Württemberg: Gemeinderatswahlen 2014 - Hüttlingen (Ostalbkreis)(2017年9月30日 閲覧)
- ^ Staatsanzeiger BW: Hüttlingen(2017年9月30日 閲覧)
- ^ Hüttlingen - Partnerschaft mit Cotignola(2017年9月30日 閲覧)
- ^ Deutscher Limes-Straße - Radweg(2017年9月30日 閲覧)
- ^ Kocher-Jagst-Radweg | 332 km Rundtour an den Flüssen Kocher und Jagst(2017年9月30日 閲覧)
- ^ Deutscher Limes-Straße - Wanderweg(2017年9月10日 閲覧)
- ^ Alemannenschule GMS Hüttlingen(2017年9月30日 閲覧)