ヒイラギモクセイ(柊木犀、学名:Osmanthus × fortunei)とはモクセイ科モクセイ属常緑小高木ヒイラギ(柊、学名: Osmanthus heterophyllus)とギンモクセイ(銀木犀、学名: Osmanthus fragrans)の交雑種といわれる[2]生垣などによく利用されている。

ヒイラギモクセイ
ヒイラギモクセイ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: ゴマノハグサ目 Scrophulariales
: モクセイ科 Oleaceae
: モクセイ属 Osmanthus
: ヒイラギモクセイ O. × fortunei
学名
Osmanthus × fortunei Carrière (1864)[1]
和名
ヒイラギモクセイ(柊木犀)

特徴

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常緑広葉樹小高木[2]、樹高は4 - 7メートル (m) になる。にはコルク質のこぶができる[2]は長さ7 - 10ミリメートル (mm) の葉柄をもって対生する。葉身は革質で、長さ4 - 9センチメートル (cm) になる楕円形で、先端はとがり、葉縁には状の鋸歯が8 - 10対ある[2]。ヒイラギより葉は大きく[2]、表面の光沢は少ない。葉脈の主脈は葉の裏面で突出する。

花期は10月[2]雌雄異株で、かすかに芳香のある葉腋や枝の先端に束生する[2]花冠は白色で4深裂し、径約8 - 10 mmになる。雄株のみが知られており、結実しない。

移植や大気汚染に強いことから、公園樹庭木生け垣などによく植えられる[2]

脚注

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参考文献

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  • 平野隆久監修 永岡書店編『樹木ガイドブック』永岡書店、1997年5月10日、151頁。ISBN 4-522-21557-6 

関連項目

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