ヒア・カムズ・ザ・サン (アルバム)
ニーナ・シモンのアルバム
『ヒア・カムズ・ザ・サン』(Here Comes the Sun)は、アメリカ合衆国のジャズ・ボーカリスト、ニーナ・シモンが1971年に発表したアルバム。1960年代後半から1970年代初頭の楽曲のカヴァーが中心となっている。
『ヒア・カムズ・ザ・サン』 | ||||
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ニーナ・シモン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1971年2月 ニューヨーク RCA's Studio B | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | RCAビクター | |||
プロデュース | ハロルド・ウィーラー、ナット・シャピロ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ニーナ・シモン アルバム 年表 | ||||
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解説
編集タイトル曲はビートルズが1969年に発表した曲のカヴァー。「マイ・ウェイ」はフランク・シナトラの歌唱で知られる曲のカヴァーだが、アレンジは大幅に異なり、Timothy Crouseは1971年8月5日付の『ローリング・ストーン』誌のレビューで「ボンゴや流れるようなストリングスが機能して、ニーナは彼女の主張を示し、彼女のヴァージョンはシナトラとは全く無関係なものになった」と評している[2]。
本作収録曲のうち「ヒア・カムズ・ザ・サン」と「ウー・ウー・チャイルド」[3]は、2006年にリリースされたリミックス・アルバム『Remixed & Reimagined』にリミックス・ヴァージョンが収録された[4]。
収録曲
編集- Side 1
- ヒア・カムズ・ザ・サン - "Here Comes the Sun" (George Harrison) - 3:34
- ジャスト・ライク・ア・ウーマン - "Just Like a Woman" (Bob Dylan) - 4:50
- ウー・ウー・チャイルド - "O-O-H Child" (Stan Vincent) - 3:15
- ミスター・ボージャングル - "Mr. Bojangles" (Jerry Jeff Walker) - 4:59
- Side 2
- 新しき夜明け - "New World Coming" (Barry Mann, Cynthia Weil) - 4:43
- 朝の天使 - "Angel of the Morning" (Chip Taylor) - 3:30
- ハウ・ロング・マスト・アイ・ワンダー - "How Long Must I Wander" (Weldon Irvine) - 6:18
- マイ・ウェイ - "My Way" (Paul Anka, Claude François, Jacques Revaux) - 5:08
参加ミュージシャン
編集脚注
編集- ^ Here Comes the Sun - Nina Simone | Awards | AllMusic
- ^ Here Comes The Sun | Album Reviews | Rolling Stone - 2013年8月17日閲覧
- ^ 邦題の表記はソニーミュージック公式サイトに拠る。ファイヴ・ステアステップスのオリジナルの邦題は「ウー・チャイルド」である。
- ^ Nina Simone - Remixed & Reimagined (CD) at Discogs