パヴェル・フィリプ
モルドバの政治家
パヴェル・フィリプ(ルーマニア語: Pavel Filip、1966年4月10日 - )は、モルドバの政治家。同国首相[1]、情報技術通信相を歴任した。第三次欧州統合同盟のモルドバ民主党所属[2]。パナシェシュティ出身。
パヴェル・フィリプ | |
---|---|
パヴェル・フィリプ(2013年) | |
モルドバ共和国大統領代行 | |
任期 2019年6月9日 – 2019年6月14日 | |
大統領 | イゴル・ドドン |
前任者 | イゴル・ドドン |
後任者 | イゴル・ドドン |
モルドバ共和国首相 | |
任期 2016年1月20日 – 2019年6月14日 | |
大統領 | ニコラエ・ティモフティ イゴル・ドドン |
前任者 | ゲオルゲ・ブレガ (代行) |
後任者 | マイア・サンドゥ |
モルドバ共和国情報技術通信相 | |
任期 2011年1月14日 – 2016年1月20日 | |
首相 | ヴラド・フィラト ユリエ・レアンカ キリル・ガブリッチ ナタリア・ゲルマン (代行) ヴァレリウ・ストレレツ ゲオルゲ・ブレガ (代行) |
前任者 | アレクサンドル・オレイニツ |
後任者 | ヴァシレ・ボトナリ |
個人情報 | |
生誕 | 1966年4月10日(58歳) モルダヴィア・ソビエト社会主義共和国パナシェシュティ |
政党 | 民主党 |
協力政党 | 欧州統合同盟(2009年 – 2013年) 親欧州連合 (2013年 – 2015年) 欧州のモルドバのための政治同盟 (2015年) 第三次欧州統合同盟(2015年 – 現在) |
子供 | 2人 |
出身校 | モルドバ工業大学 |
政治活動
編集2016年1月20日に首相就任。2019年6月9日、イゴル・ドドン大統領が憲法裁判所による議会解散を拒否しマイア・サンドゥを首班とする新政権樹立を決定したのは違憲とする憲法裁の判断が下り、同日をもって大統領の職務が一時停止され、フィリプが大統領代行となった。フィリプは議会解散を改めて宣言し、9月に総選挙を実施する旨を発表した[3]。しかし、この最高裁の判断は6月14日に破棄され、それにともないフィリプも首相、大統領代行の座から降りた[4]。
脚注
編集- ^ Minister Pavel Filip
- ^ Pavel Filip, Minister of Informational Technologies and Communications Archived 2011年8月12日, at the Wayback Machine.
- ^ モルドバ大統領に停職命令、憲法裁 連立難航で混乱 日本経済新聞 2019年6月10日配信 2019年6月10日閲覧
- ^ “(video) Ultima oră! Judecătorii Curții Constituționale au anulat ultimele hotărâri din perioada 7-9 iunie”. Unimedia.md. (2019年6月15日) 2019年6月16日閲覧。
公職 | ||
---|---|---|
先代 イゴル・ドドン (職務停止) |
モルドバ共和国大統領 (代行)2019 |
次代 イゴル・ドドン |
先代 ゲオルゲ・ブレガ (代行) |
モルドバ共和国首相 2016 - 2019 |
次代 マイア・サンドゥ |