パンガイ
概要
編集村はハアパイ諸島に属するリフカ島の西岸に位置し、人口はおよそ2,000人である[1]。
村の中心街はカトリック教会(Siasi Katolika)の周辺[2]と港へ向かうホロペカ通り沿いに形成されている。中心街にはいくつかの商店と1軒のレストラン[3]、1軒の銀行がある。またトンガ政府観光局や郵便局、警察署[4]、中等学校も置かれている[5]。
歴史的な遺産はごくわずかしかなく、教会が数堂[2][6][7]、コロニアル様式の住宅と墓地がいくつか見られる程度である[8][9]。
交通
編集リフカ島空港(別名:サロテ・ピロレブ空港、IATAコード:HPA)がパンガイの北約3kmの位置にある[10]。道路にはブタがあふれている[3]。
村内にはフェリー乗り場があり、「パンガイフェリーターミナル」と呼ばれている。フェリーターミナルからはウイハ島行きの連絡船が就航する[4]。
歴史
編集メソジストの宣教師であるシャーリー・ベイカーはジョージ・トゥポウ1世の下で首相を務め、1903年11月16日にパンガイで亡くなった。ベイカーの墓と記念碑が墓地に残り、観光地となっている。
脚注
編集- ^ Tonga Islands Haapai Travel Guide
- ^ a b Ha'apai Pictures - Siasi Church, Pangai Village, Lifuka
- ^ a b 安藤(2009):1ページ
- ^ a b 国際機関 太平洋諸島センター(2008):23ページ
- ^ 須田・口蔵(2003):351ページ
- ^ Ha'apai Pictures - Church in Pangai, Lifuka Island
- ^ Ha'apai Pictures - Wesleyan Church in Pangai, Lifuka Island
- ^ Ha'apai Pictures - Pangai Cemetry
- ^ Ha'apai Pictures - Cemetry of European, Pangai
- ^ 国際機関太平洋諸島センター"国際機関 太平洋諸島センター: リフカ島"(2013年6月26日閲覧。)