パリ第7大学
パリ第七大学(パリだいななだいがく、フランス語: Université Paris Diderot)は、フランス共和国・パリ市にあった総合大学。日本語で表記される際には、パリ・ディドロ大学(パリ・ディドロだいがく)とも表記される。2019年にパリ第五大学と統合して「パリ大学 : Université de Paris」となり、のち2022年から「パリ・シテ大学 : Université Paris Cité」と名称変更された。大学附属の地球物理研究所 (Institut de Physique du Globe de Paris)は、世界的権威の研究機関として知られる。
Université Paris Diderot | |
パリ第七大学のロゴ | |
種別 | 公立大学 |
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開学期間 | 1971年–2019年 |
所在地 |
フランス イル=ド=フランス地域圏パリ市 |
概要
編集フランスのイル=ド=フランス地域圏パリ市にある総合大学である。1970年(昭和45年)のパリ大学の分割に伴い[1]、翌年1月に発足した。その後、同じくパリ大学の分割により発足したパリ第五大学との間で、統合の機運が高まった。その結果、パリ第五大学との統合・再編され、新たなパリ大学が発足することになった。なお、パリ第七大学は2019年(令和元年)12月まで存続し、正式に統合された。
出身者
編集- 浅間哲平(文学者、静岡県立大学講師)
- 稲葉奈々子(社会学者、上智大学教授)
- 西村晶絵(文学者、静岡県立大学講師)
- ドゥヴォス・パトリック(演劇学者、東京大学名誉教授)
- ミカエル・デルヴロワ(東京大学講師)
- マブソン青眼(俳人)
脚注
編集- ^ 敦巳, 大前「パリ地域圏における大学拡張過程」『上越教育大学研究紀要』第36巻第1号、2016年9月30日、ISSN 0915-8162。